特許
J-GLOBAL ID:200903045012635558

液体充填装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-293559
公開番号(公開出願番号):特開平11-114029
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 従来から製造されているボトルをそのまま使うことが可能で、しかも過酸化水素のような化学的な方法を用いず、作業中にボトルや充填液に菌が付着する原因になる可能性のある装置部分は全て水蒸気による殺菌ができる、ボトル用の液体充填装置を提供する。【解決手段】 ボトルの外表面および内表面をボトル外および内表面殺菌部2,3で紫外線法によって殺菌する。その後、充填部4により無菌的に液状体を充填する。次いで外部で無菌化処理されたシール材を無菌的に装置に導入してシール部5でシールする。予め蒸気導入口17から入れた高温の蒸気で殺菌しておき、殺菌,充填,シールの一連の作業は、ボトルの装置への出入口に開口部(扉)をもつ圧力容器の中で行われる。圧力容器内には空気導入口18より無菌の空気を流し、圧力容器内が圧力容器外の圧力より常に高い圧力に保持することにより圧力容器外からの菌の侵入を防止する。
請求項(抜粋):
ボトルに殺菌処理を施した後、ボトル内に液状体を充填しボトルの口部をシールする液体充填装置において、ボトルを移動させるための搬送手段と、搬送されてくるボトルの外表面を紫外線で殺菌するボトル外表面殺菌部と、ボトルの内表面を紫外線で殺菌するボトル内部殺菌部と、ノズルを持ち、搬送されてくるボトル内にノズルを挿入して無菌状態で液状体を充填する液状体充填部と、搬送されてくるボトルの口部にシール材を無菌状態で加熱溶着して封をするボトル用シール装置部とを圧力容器内に配置し、かつ、圧力容器内に高温蒸気圧を供給する蒸気供給機構および無菌の乾燥空気を送り込む空気導入機構を設け、ボトルを圧力容器内に搬送する前に、前記圧力容器内に前記蒸気圧を導入し、その後、無菌の乾燥空気を導入した状態で圧力容器内にボトルを搬入し、圧力容器内でボトル内外表面を殺菌し、無菌状態で液状体を充填,シールすることを特徴とする液体充填装置。
IPC (3件):
A61L 2/06 ,  A61L 2/10 ,  B65B 31/04
FI (3件):
A61L 2/06 B ,  A61L 2/10 ,  B65B 31/04 E

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