特許
J-GLOBAL ID:200903045013036674

コンクリート製品用アンカーボルトのねじ山潰し機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-248117
公開番号(公開出願番号):特開2001-074023
出願日: 1999年09月02日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 分割して製造した製品A,Bを雌ねじ部材と雄ねじ部材の連結器で一体化する際に、アンカーボルトのねじ部Sの所定位置に雌ねじ部材2を係止している係止ナットNが、雌ねじ部材2と雄ねじ部材4の緊締時に座面摩擦で共回りして緩むのを防止するため、ねじ部Sのねじ山の一部を塑性変形させて、座面摩擦以上の抵抗を発生させるアンカーボルトのねじ山潰し機を提供すること。【解決手段】 角筒状のフレーム50内に固着した挟持爪10を突設した固定部材20と、リンク結合した圧潰爪30を突設した可動部材40を、フレーム内に固着した油圧シリンダ60で駆動可能に構成した。
請求項(抜粋):
コンクリート製品A,Bを連結する連結器を係止する係止ナットの緩み防止のためのアンカーボルトのねじ山潰し機であって、上部に円弧状断面の挟持爪を突設し、側面の所定寸法離れた上下二箇所にリンク孔を貫設し、前面側の略中央部から拡径部を有する収容孔を貫設し、収容孔内に圧縮スプリングを遊挿した長方形断面の固定部材と、上部に鋸歯状の歯を有する圧潰爪を前記固定部材の挟持爪に対向するよう突設し、側面の前記固定部材のリンク孔に対して下側に所定寸法離れた上下二箇所のリンク孔を貫設し下部にストローク調整腕を後方へ向けて突設した長方形断面の可動部材を、両部材のリンク孔間に枢着した四枚のリンクを介して下降して近接または上昇して離反可能に連結し、前記固定部材の後部を角筒状のフレームの一端内側に固着し、フレームの他端内側に油圧シリンダをピストンの端部が前記可動部材の押圧面に対向するよう固着した、ことを特徴とするコンクリート製品用アンカーボルトのねじ山潰し機。

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