特許

J-GLOBAL ID：200903045015299788

無電極放電灯点灯装置

発明者： 熊谷 祐二
出願人/特許権者： 松下電工株式会社
代理人 (1件)： 石田 長七 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-025019
公開番号（公開出願番号）：特開平6-243977
出願日： 1993年02月15日
公開日（公表日）： 1994年09月02日
要約：

【要約】【目的】 共振用コイルに生じる磁束とインピーダンス整合コイルに生じる磁束との相互干渉を防止する無電極放電灯点灯装置を提供する。【構成】 無電極放電ランプ1に近接して配設された高周波電力供給用コイルL4 と、高周波電力供給用コイルL4 に高周波電力を供給する高周波電源3と、高周波電力供給用コイルL4 と高周波電源3とのインピーダンスを整合させて無電極放電ランプ1に効率よく高周波電力を伝達するインピーダンス整合回路4とを高周波電力供給用コイルL4 に接続して、無電極放電灯点灯装置が構成されている。インピーダンス整合コイルL2 と共振用コイルL1 との間に共振用コンデンサCが接続されているので、共振用コイルL1 とインピーダンス整合コイルL2との距離は従来よりも大きくなり、共振用コイルL1 で生じる磁束とインピーダンス整合コイルL2 で生じる磁束との相互干渉が防止できる。

請求項（抜粋）：

希ガスや金属蒸気等の放電ガスをガラスバルブ内に封入し、内部に電極を持たない無電極放電ランプと、無電極放電ランプに近接して配設した高周波電力供給用コイルと、少なくともスイッチング素子と共振用コイルと共振用コンデンサとを備えたD級あるいはE級増幅回路を具備し、高周波電力供給用コイルに高周波電力を供給する高周波電源と、インピーダンス整合コイルを備え、高周波電源と高周波電力供給用コイルとのインピーダンス整合をとるインピーダンス整合回路とから成る無電極放電灯点灯装置において、スイッチング素子と共振用コイルとインピーダンス整合コイルの三つの回路要素から任意に選択した二つの回路要素間の距離のうち、共振用コイルとインピーダンス整合コイルとの距離を、他の二つの組み合わせにおける距離の少なくとも一方よりも長くしたことを特徴とする無電極放電灯点灯装置。