特許
J-GLOBAL ID:200903045016407312

柔軟性のあるグラファイトシ-トの製造方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-021938
公開番号(公開出願番号):特開2000-016808
出願日: 1999年01月29日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 圧延ローラーによるグラファイトシートの圧延操作において、シワの発生をなくすることが可能な柔軟性のあるグラファイトシートの製造方法及び装置を提供すること。【解決手段】 圧延ローラーの挿入側でグラファイトシートを挿入方向と逆方向に引っ張り、グラファイトシートの凹凸を平らにして圧延ローラーに挿入する機能を備えた圧延ローラー装置を使用して圧延処理をする。これにより、ローラー圧延の際に、グラファイトシートの凹凸を巻き込まないようにできるため、シワの発生を防ぐことができ、手作業によるなめし工程に比較して、作業性が飛躍的に向上し、厚さの均一性に優れ、柔軟性、強靱性に富み、熱伝導性に優れたグラファイトシートを得ることができる。
請求項(抜粋):
膜厚300μm以下のポリイミドフィルムを不活性ガス中で室温から昇温して温度1000°Cから1600°Cまでの温度で焼成する予備熱処理工程と、その後さらに室温から昇温して温度2500°C以上で焼成する高温熱処理工程を行うことにより作製したグラファイトシートを、圧延ローラーの挿入側で挿入方向と逆方向にグラファイトシートを引っ張り、グラファイトシートの凹凸を平らにする機能を備えた圧延ローラー装置を使用して圧延処理をすることで柔軟性を発現することを特徴とする膜厚1mm以下の柔軟性のあるグラファイトシートの製造方法。

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