特許

J-GLOBAL ID：200903045020102240

酸及びアルカリの製造方法

発明者： 花田 文夫 ,  野仲 徹
出願人/特許権者： 徳山曹達株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-099835
公開番号（公開出願番号）：特開平5-293340
出願日： 1992年04月20日
公開日（公表日）： 1993年11月09日
要約：

【要約】【目的】バイポーラ膜電気透析における塩水溶液の濃度の制御と、電気透析中に発生するブリスターなどの異常現象の発見を容易に行う。【構成】陽極と陰極の間に陽イオン交換膜、バイポーラ膜および陰イオン交換膜を順に配列させて、塩室、酸室及びアルカリ室を形成させ、塩室に塩水溶液を供給して酸室及びアルカリ室から酸およびアルカリをそれぞれ取り出す酸およびアルカリの製造方法において、塩室から排出された塩水溶液を循環して塩室に供給し、一方、セル間の電圧を測定し、測定された電圧が予め設定された電圧値、例えば、4〜6ボルトを越えたときに塩水溶液の循環ラインに新たな塩水溶液を供給する。

請求項（抜粋）：

陽極と陰極の間に陽イオン交換膜、バイポーラ膜および陰イオン交換膜を順に配列させて、塩室、酸室及びアルカリ室を形成させ、塩室に塩水溶液を供給して酸室及びアルカリ室から酸およびアルカリをそれぞれ取り出す酸およびアルカリの製造方法において、塩室から排出された塩水溶液を循環して塩室に供給し、一方、セル間の電圧を測定し、測定された電圧が予め設定された電圧値を越えたときに塩水溶液の循環ラインに新たな塩水溶液を供給することを特徴とする酸及びアルカリの製造方法。