特許
J-GLOBAL ID:200903045024539015

法面の補強・緑化工法およびその布製シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-209338
公開番号(公開出願番号):特開平9-041386
出願日: 1995年07月26日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【目的】 法面の補強と緑化との両立を安価かつ容易に確保するとともに、地盤の掘削等により生じた掘削土の再利用を可能とする。【構成】 地盤14の掘削により生じた掘削土から現地発生土を分別、採取し、この現地発生土に肥料材を混合して、植物の生育土壌となる表土10とする。そして、所定の種子の付着された布製シート16を所定大の網目を持つネット状カバー17、スクリーン18と共に永久アンカー20に連結し、このスクリーンと地盤14の法面14a との間の空間12に表土10を詰め込んで、法面の緑化基盤15としている。
請求項(抜粋):
少なくとも所定大の石礫、根系の除去によって、地盤の掘削により生じた掘削土から現地発生土を分別、採取し、この現地発生土に肥料材を混合して、植物の生育土壌となる表土とし、土壌中で少なくとも部分的に自然分解可能であり、かつ浸水性、保水性および保温性を持つ布製シートに、現地周辺の植物調査に基づいて選定された肥料木となる在来種の木本植物の種子、および、草本植物の種子の少なくともいずれかを付着させるとともに、永久アンカーを所定の複数箇所で対象地盤に定着させ、地盤の法面を全面的に覆った上記布製シートと;所定の植物の幹の通過可能な所定大の網目に形成されて、上記布製シートを全面的に覆って配置されたネット状カバーと;所定の植物の幹の通過可能な所定大の網目を持つ網状に形成されて、上記ネット状カバーの外方に配置されたスクリーンと;を、上記永久アンカーへの係止、連結により、地盤の法面から布製シートまでの間に所定の空間を設けた状態で、法面の全面に配設、固定し、この地盤の法面と布製シートとの間の空間に、上記表土を詰め込んで、植物の生育可能な緑化基盤とする法面の補強・緑化工法。
IPC (5件):
E02D 17/20 102 ,  A01C 1/04 ,  A01G 1/00 301 ,  B32B 5/24 101 ,  E02D 5/80
FI (5件):
E02D 17/20 102 Z ,  A01C 1/04 J ,  A01G 1/00 301 C ,  B32B 5/24 101 ,  E02D 5/80 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭61-028620
  • 特開昭53-034306
  • 特開平2-167010
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