特許
J-GLOBAL ID:200903045034917026

沸騰水型原子炉用の燃料棒を備えた燃料要素

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-289016
公開番号(公開出願番号):特開2001-116874
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】熱流体流及び中性子経済を改善した軽水炉用燃料要素を提供する。【解決手段】特に中心からずれた水管配列(R)を備えた沸騰水型原子炉の燃料要素(1)において、冷却媒体の流れを第一の領域(3C)から第二の領域(5C)に再配分するため、内部断面(7)の対角線(W)に対し面対称に配置した燃料棒の束(15)を設け、隣接する燃料棒(B,B1,B2)の間の距離を、この対角線に沿って単調に増大させ及び/又は燃料棒の束が全体として対角線に沿って中心をずれて配置する。原子炉の炉心における非対称性を均衡させるため、加圧水型原子炉の燃料要素においても冷却媒体の再配分が有効である。
請求項(抜粋):
燃料要素軸に対してほぼ平行にかつこの燃料要素軸に垂直な多角形の内部断面(7)に対してほぼ垂直に配置された燃料棒(B、B1、B2)を備え、第一の領域(3、3A、3B、3C)において内部断面(7)の自由面と、この第一の領域における燃料棒が配置された面との面積比が第二の領域(5、5A、5B、5C)におけるそれより小さい燃料要素(1、1A、1B、1C)において、第一の領域が内部断面(7)の1つの第一の隅(11)を形成し、他の隅(13)が第二の領域によって形成され、それぞれ隣接する2つの燃料棒の外表面(A、A1、A2)間の距離(D、D1、D2)が1つの方向において、特に内部断面(7)の対角線(W)及び/又は1つの側面(S1)に沿って、燃料要素の第一の隅を起点として単調に増大していることを特徴とする燃料要素。
IPC (2件):
G21C 3/328 ,  G21C 3/328 GDB
FI (2件):
G21C 3/30 W ,  G21C 3/30 GDB X

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