特許
J-GLOBAL ID:200903045044455861

加圧流動床ボイラ発電プラントシステム及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉武 賢次 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-023561
公開番号(公開出願番号):特開2002-227610
出願日: 2001年01月31日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】 汽力ボイラ発電プラントシステムと同様に、負荷遮断発生以降もプラント運転を停止させることなく、そのまま運転を継続させること。【解決手段】 負荷遮断検知回路31AのPLU検知手段41がPLU検知信号を出力すると、負荷遮断時制御装置30Aは加減弁18及びインターセプト弁22を急閉させると共に、運転継続することができる最低限の所定開度までボイラ燃料弁14の開度を絞ることによりタービン回転数の上昇を抑える。低温再熱蒸気圧力制御回路44はPLU検知信号を入力すると低圧タービンバイパス弁26の開度制御を行い、燃焼室内圧力制御回路45はPLU検知信号を入力すると燃料弁10の開度制御を行う。
請求項(抜粋):
第1の発電機を回転駆動する少なくとも高圧タービンと低圧タービンを有する上記タービンと、第2の発電機を回転駆動するガスタービンと、燃料供給源からのスラリを燃焼させると共に、前記ガスタービンからの排ガスドラフトを導入して高熱を得る加圧流動床ボイラと、前記加圧流動床ボイラ内で生成された蒸気が前記高圧タービンで仕事をした後、排気蒸気として再び前記加圧流動床ボイラ内に配設された再熱器チューブに送られ、この再熱器チューブで高温になった再熱蒸気が前記低圧タービンで仕事をした後、その排気蒸気が復水され再度前記加圧流動床ボイラに戻る蒸気系統を構成し、前記加圧流動床ボイラ内を通る前記蒸気系統の圧力を前記加圧流動床ボイラ内の圧力よりも高く設定するとともに、この蒸気系統に高圧タービンバイパス弁を介して前記高圧タービンをバイパスして再熱器チューブに戻る経路と、低圧タービンバイパス弁を介して前記再熱器チューブから前記低圧タービンをバイパスする経路をそれぞれ設け、前記第1の発電機の出力変化値と、前記蒸気系統の所定個所における圧力値に基づき、前記第1の発電機の負荷遮断を検知し所定の制御を行う負荷遮断時制御装置と、とからなる加圧流動床ボイラ発電プラントシステムにおいて、前記負荷遮断時制御装置は、前記負荷遮断検知時に、前記蒸気タービンへの蒸気の供給を停止するとともに前記加圧流動床ボイラに対する前記スラリの供給も停止することにより前記蒸気タービンの回転数の上昇を抑制するとともに、前記低圧タービンバイパス弁及び前記ガスタービンの燃料弁の開度制御を行い、前記再熱蒸気の圧力が前記加圧流動床ボイラ内の圧力よりも高い状態を維持したまま、この再熱蒸気の圧力を前記蒸気タービンの回転数に応じて予め設定されている前記高圧タービンの排気圧力上限値以下に低減させることにより、前記加圧流動床ボイラの運転を継続できるようにした、ことを特徴とする加圧流動床ボイラ発電プラントシステム。
IPC (5件):
F01K 23/06 ,  F01D 17/00 ,  F01K 23/10 ,  F22B 1/02 ,  F22B 1/18
FI (9件):
F01K 23/06 B ,  F01D 17/00 E ,  F01D 17/00 J ,  F01K 23/10 C ,  F01K 23/10 G ,  F01K 23/10 D ,  F01K 23/10 W ,  F22B 1/02 A ,  F22B 1/18 D
Fターム (19件):
3G071AB01 ,  3G071BA05 ,  3G071BA22 ,  3G071CA09 ,  3G071DA11 ,  3G071FA01 ,  3G071FA02 ,  3G071FA03 ,  3G071GA01 ,  3G071GA06 ,  3G071JA04 ,  3G081BA02 ,  3G081BA11 ,  3G081BB00 ,  3G081BC08 ,  3G081BD00 ,  3G081DA06 ,  3G081DA12 ,  3G081DA22

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