特許

J-GLOBAL ID：200903045045811963

防汚塗料用組成物およびそれを用いてなる防汚塗料

発明者： 宮本 貴志 ,  東海 正也 ,  宇野 敬一 ,  赤嶺 健一 ,  鎌田 久美子 ,  平井 陽一
出願人/特許権者： 東洋紡績株式会社 ,  石川島播磨重工業株式会社 ,  財団法人シップ・アンド・オーシャン財団
代理人 (1件)： 高島 一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-118022
公開番号（公開出願番号）：特開平10-306241
出願日： 1997年05月08日
公開日（公表日）： 1998年11月17日
要約：

【要約】【解決手段】 一般式〔I〕【化1】〔式中、XおよびYは同一または異なっていてもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン原子または低級アルキル基を表し、Zはアルキル基、置換されてもよいアリール基または置換されてもよいアラルキル基を表す〕で示されるイソチアゾロン化合物と乳酸残基を樹脂中90モル%以上含み、乳酸残基中のL乳酸残基/D乳酸残基(モル比)が1〜9であり、還元粘度(ηsp/c)が0.2〜1.0dl/g、ガラス転移温度が35〜70°Cであるポリエステル樹脂を含有する防汚塗料用組成物およびそれを用いてなる防汚塗料。【効果】 本発明の防汚塗料用組成物から形成される防汚塗料は、高い防汚性能を有すると共に、該塗料の成分である防汚剤の海洋環境へ与える負荷が少ないものである。従って、船底部、ブイ、水門や冷却のための各種給排水管等の海中構造物の汚損生物による汚損防止に極めて有用である。

請求項（抜粋）：

一般式〔I〕【化1】〔式中、XおよびYは同一または異なっていてもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン原子または低級アルキル基を表し、Zはアルキル基、置換されてもよいアリール基または置換されてもよいアラルキル基を表す〕で示されるイソチアゾロン化合物と乳酸残基を樹脂中90モル%以上含み、乳酸残基中のL乳酸残基/D乳酸残基(モル比)が1〜9であり、還元粘度(ηsp/c)が0.2〜1.0dl/g、ガラス転移温度が35〜70°Cであるポリエステル樹脂を含有する防汚塗料用組成物。

IPC (4件)：

C09D 5/16 ,  A01N 43/80 102 ,  C09D 7/12 ,  C09D167/04

FI (4件)：

C09D 5/16 ,  A01N 43/80 102 ,  C09D 7/12 Z ,  C09D167/04

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 防汚塗料用加水分解型ポリエステル樹脂
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-318417   出願人：東洋紡績株式会社
• 特開平2-255605
  
• 特開平4-230201