特許
J-GLOBAL ID:200903045046143328

薄スラブを用いて深絞り性に優れた熱延鋼板を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-236254
公開番号(公開出願番号):特開平5-070841
出願日: 1991年09月17日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】深絞り性に優れた熱延鋼板を経済的に製造する方法の提供。【構成】C、N、Mn、Ti、Nbを規制した薄スラブを炭窒化物の析出処理後920°C〜1000°Cの温度範囲で合計圧下率が50%以上の1次圧延を行い、温度が920°C以下になった直後にスタンド間で冷却速度50°C/秒以上の冷却を行い、次いで650°C〜750°Cで各パス圧下率40%以上の2次圧延を開始し、750°C〜850°Cで終了し、巻取って再結晶させ高平均r値を有する熱延鋼板を得る。【効果】従来の製造法に比して経済性が格段に向上する。
請求項(抜粋):
重量%で、C≦0.01%,Mn≦0.4%,N≦0.01%でかつC及びNの添加量がTi,Nbのどちらか一方または両方の添加量と、(C/12+N/14)≦1.2(Ti/48+Nb/93)≦0.1の関係にある厚み20〜100mmの鋳造薄スラブをAr3 変態点以下の温度にならない間に1000°C〜1100°Cで30分以上保定して後、1000°C〜920°Cの範囲で合計圧下率が50%以上の1次圧延を行い、鋼板温度が920°C以下になった直後にスタンド間で冷却速度50°C/秒以上の冷却を行い、その後650°C〜830°Cの温度で各パス圧下率40%以上の昇温2次圧延を開始し、750°C〜Ar3 変態点未満で圧延を終了し、巻取って再結晶させることを特徴とする薄スラブを用いて深絞り性に優れた熱延鋼板を製造する方法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-145720

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