特許
J-GLOBAL ID:200903045052609088

内燃機関の電磁駆動弁機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-298626
公開番号(公開出願番号):特開平10-141028
出願日: 1996年11月11日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 プランジャが電磁石に着座するときの衝撃を低減するための制御である着座制御の安定化を図る。【解決手段】 アッパコア22の外周部分には、段差22aが設けられている。その段差のため、プランジャ16が上方へ移動してきたときには、プランジャ16とアッパコア22との間にダンパ室50が形成される。また、アッパコア22内には、磁性体のボール弁体42と非磁性体のリターンスプリング44とからなる開閉弁(逆止弁)40が設けられており、この開閉弁40は、ダンパ室50への通路52とアッパスプリング26の空間(すなわち外部)への通路54との間の連通を電磁力の作用で制御することにより、プランジャ16のアッパコア22への着座及びアッパコア22からの離座を安定化する。
請求項(抜粋):
バネにより弁体が中立位置に弾性的に支持されてバネ質量系を構成するとともに該弁体と一体となったプランジャに電磁力が作用せしめられて該弁体が該中立位置から全開位置又は全閉位置へと変位せしめられる内燃機関の電磁駆動弁機構であって、変位端において該プランジャによって形成されるダンパ室と外部とを連通する通路に開閉弁が設けられ、該開閉弁が電磁力の作用により変位せしめられる弁体によって閉弁せしめられるように構成されていることを特徴とする、内燃機関の電磁駆動弁機構。

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