特許
J-GLOBAL ID:200903045054056868
アルミニウム素材および該素材の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
押田 良隆
, 押田 良輝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-282598
公開番号(公開出願番号):特開2006-097059
出願日: 2004年09月28日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】 意匠性を付与した素材として、適切な処理を施すことによって微細再結晶粒からなるマトリクスに独立した粗大再結晶粒を発現できるアルミニウム素材およびその製造方法を提供する。【解決手段】 Mg:0.8〜5.0wt%、Mn+Cr:0.15〜0.80wt%、更にTi:0.005〜0.15wt%またはTi:0.005〜0.15wt%およびB:0.0005〜0.05wt%、残部Alからなるアルミニウム合金鋳塊の塑性加工材をO材処理後に1〜6%の歪を付与する。前記歪付与済みアルミニウム加工材に、前記1〜6%の付与歪量をX%で、前記合金の0.8〜5.0wt%のMg含有量をM%で表した時、次式Z0=(-0.7M+0.55)X+3.2M+5およびZ1=(-0.3M+0.05)X+0.8M+4で計算される値Z0およびZ1を、夫々独立略円形粗大再結晶粒発生開始温度を表す式T0=10Z0+352 および全面再結晶粒発生開始温度を表す式T1=20Z1+414に代入して計算される値T0°C以上でT1°C未満の温度範囲に、昇温速度40〜120°C/時間で1〜3時間保持して再結晶化処理を施す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
微細再結晶粒からなるマトリクス面に略円形状の独立した粗大再結晶粒が存在し、前記マトリクス面は前記微細再結晶粒の円相当径をcとしたときにc≦5mmであり、前記略円形状の独立した粗大再結晶粒は該粗大再結晶粒の長径をa、短径をbとし、a/bの値をtとしたときに1.0≦t≦1.5であり、かつ、(a+b)/2の値をkとしたときに前記マトリクス面の300mm角内にk≧10mmである粗大再結晶粒が1個以上存在することを特徴とする再結晶粒模様発現用アルミニウム素材。
IPC (4件):
C22C 21/06
, B21B 1/22
, B21B 3/00
, C22F 1/047
FI (4件):
C22C21/06
, B21B1/22 K
, B21B3/00 J
, C22F1/047
Fターム (5件):
4E002AA08
, 4E002AD05
, 4E002BC05
, 4E002BD09
, 4E002CB01
引用特許:
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