特許
J-GLOBAL ID:200903045058671613
体温計
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-111486
公開番号(公開出願番号):特開平6-323921
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 温度調整と温度検定を容易かつ高精度で行なう。【構成】 演算制御回路18により、測定に先立ち、発振器1を基準抵抗2とサーミスタ3とに切換接続し、第2カウンタ20が一定時間を計時する間に第1カウンタ13が計数する基準抵抗(R)の発振数と、サーミスタ(Rx)の発振数との比を求めて調整記憶メモリ22に格納する。また、測定時に、発振器1を基準抵抗2に接続して、この基準抵抗2を第1カウンタ13が一定数だけ計数するまで発振させ、かつ一定数計数するまでの時間を第2カウンタ20に計時させた後、計時された時間を上記調整記憶メモリ22に格納された比で補正し、次いで発振器1をサーミスタ3に接続して、このサーミスタを上記比で補正された時間だけ発振させて、その際に第1カウンタ13で計数される発振数に基づいて体温を求める。
請求項(抜粋):
基準抵抗と測温抵抗体とにスイッチング手段によって切換接続される発振器と、この発振器の発振数をカウントするカウンタと、このカウンタが所定数までカウントする時間を計測する計時部と、上記測温抵抗体の温度に対する発振周波数の非直線性を補正するための情報を記憶する第1記憶部と、表示部を備えて、上記測温抵抗体の発振周波数の変化から体温を測定して表示する体温計において、測定前に、上記発振器を基準抵抗と測温抵抗体とにスイッチング手段によって切換接続した状態で、上記計時部が一定時間を計測する間に上記カウンタが夫々計数する基準抵抗の発振数と測温抵抗体の発振数との比を求める比算出手段と、この比算出手段で求められた比を格納する第2記憶部と、測定時に、上記発振器を基準抵抗に接続して、上記カウンタが一定数だけ計数するまで発振させて、この一定数を計数するまでの時間を上記計時部によって計測する基準発振時間計測手段と、この基準発振時間計測手段が計測した時間を上記第2記憶部に格納された比で補正する発振時間補正手段と、上記発振器を測温抵抗体に接続した状態で、上記発振時間補正手段で補正された時間だけ発振させる測温抵抗体側発振制御手段と、この測温抵抗体側発振制御手段によって発振器を発振させた際に、上記カウンタで計数された発振数に基づいて体温を求める体温算出手段とを備えたことを特徴とする体温計。
IPC (2件):
G01K 7/00 361
, G01K 7/00
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