特許
J-GLOBAL ID:200903045060989167

炊飯用ミネラル溶液およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 憲弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-297889
公開番号(公開出願番号):特開平6-113763
出願日: 1992年10月09日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】凍結保存した寿司を解凍後に再加熱することなく喫食できる状態に保つことを目的に、炊飯用水の組成を検討する。【構成】カルシウム:マグネシウム:カリウム=3:1:1(モル比)になるよう混合した該アルカリ及びアルカリ土金属の炭酸塩10〜12.5%水溶液に第2鉄イオンを10〜20ppm添加溶解した溶液に酢酸を加えてpH3.0〜4.5とした基本ミネラル溶液を希釈し、ペクチン、ペプトン、および炭酸カルシウム-糖類焼結物を加えて滅菌した培地に酵母菌を培養し、菌体を除去した溶液を炊飯用ミネラル溶液として使用する。【効果】該炊飯用ミネラル溶液を使用して炊飯すれば、見掛けの御飯量が20%程度増量し、‘日持ち’も良くなる。また、この御飯を寿司に加工して凍結保存したものは、解凍後にそのまま食べられる程度の良好な食味を保持している。
請求項(抜粋):
次の各工程の結合からなる、炊飯用ミネラル溶液の製造方法。(イ)カルシウム:マグネシウム:カリウム=3:1:1(モル比)になるよう混合した該アルカリ及びアルカリ土金属の炭酸塩10〜12.5%水溶液に第2鉄イオンを10〜20ppm添加溶解した溶液に酢酸を加えてpH3.0〜4.5としたミネラル含有溶液を水に加えて500〜1000倍に希釈する工程(ロ)希釈した該ミネラル含有液にペクチン0.5〜1.0%およびペプトン0.2〜1.0%(W/W)を加えて溶解し、炭酸カルシウム-糖類焼結物を10〜20%加えて懸濁し、加熱滅菌する工程(ハ)該滅菌液に酵母菌サッカロミセス・セレビシェを接種し、20〜25°Cで8〜10時間培養する工程(ニ)該培養液から酵母菌体および未溶解残滓を除去する工程

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