特許
J-GLOBAL ID:200903045061503160

金属薄板の超音波探傷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-118990
公開番号(公開出願番号):特開平9-304355
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 超音波の金属薄板に対する入射角が変動するのを抑制して、欠陥等の検出精度を良好に向上させることのできる金属薄板の超音波探傷装置の提供。【解決手段】 タイヤ内充填液を満たしたゴムタイヤ3内には、振動子5が傾けて配設されている。ゴムタイヤ3の両隣には硬質ゴム製の一対の補助輪7,8が配設され、ゴムタイヤ3および補助輪7,8は、支軸9aを介して支持部9に同軸状に回転自在に固定されている。そして、このゴムタイヤ3、振動子5、補助輪7,8、および支持部9によってタイヤ探触子11が構成されている。ゴムタイヤ3を補助輪7,8で両側から支持するので、振動子5が発する超音波ビーム37の入射角が変動しない。また、振動子5は図1の斜め手前に向かって超音波ビーム37を発するので、補助輪8の影響を受けずに板波33を発生することができる。
請求項(抜粋):
金属薄板に超音波を斜入射して該金属薄板に板波を発生すると共に、該金属薄板から同一経路を介して返送される超音波を受信する超音波送受信手段と、該超音波送受信手段を内部に保持すると共に、上記超音波送受信手段と上記金属薄板との間に液状の超音波伝播体を保持する保持手段と、該保持手段を、上記金属薄板上に支持する支持手段と、上記保持手段を、上記金属薄板に対して一定方向に相対移動可能とする移動手段と、を備えた金属薄板の超音波探傷装置において、上記超音波送受信手段が、上記一定方向とは直交しない方向に超音波を斜入射すると共に、上記支持手段が、上記一定方向と直交する方向の両側から上記保持手段を支持することを特徴とする金属薄板の超音波探傷装置。
IPC (3件):
G01N 29/04 502 ,  G01N 29/10 501 ,  G01N 29/24 504
FI (3件):
G01N 29/04 502 ,  G01N 29/10 501 ,  G01N 29/24 504

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