特許
J-GLOBAL ID:200903045067861352

廃糖蜜の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-361111
公開番号(公開出願番号):特開平5-168491
出願日: 1991年12月19日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 砂糖キビや甜菜などを原料とする砂糖製造工程より排出する廃糖蜜を、閉鎖系処理により有効利用することを目的とする。処理対象の廃糖蜜の主成分であるシュクロースを、フラクトオリゴ糖へ変換することにより、飼料添加物として生理活性を備えた組成物として系外へ回収する技術に関する。【構成】 (1)フラクトシルトランスフェラーゼ活性を有する糸状菌培養物を廃糖蜜の主成分であるシュクロースに作用させ、フラクトオリゴ糖へと変換させること。(2)反応に用いた菌体を含む、廃糖蜜中の成分、全量を飼料添加剤組成物として加工する。などの手段により、環境汚染源として問題とされる製糖工業における排泄物、廃糖蜜を処理する新規な技術思想により構成される。
請求項(抜粋):
【請求項 1】 糸状菌群より選ばれるフラクトシルトランスフェラーゼ活性を有する菌株を、酸性領域にて好気的に48時間以上培養した時点で廃糖蜜を加え、継続して酵素反応をおこない、得られた菌体を含む反応物を乾燥して系外にフルクトオリゴ糖組成物を回収することを特徴とする廃糖蜜の処理方法。
IPC (2件):
C12P 19/18 ,  C12R 1:685

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