特許
J-GLOBAL ID:200903045072747991

可変焦点レンズ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-181747
公開番号(公開出願番号):特開2001-013306
出願日: 1999年06月28日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 液体レンズに作用する外力の変化に対するレンズ表面形状の変化を抑制してレンズ表面形状を安定に維持できる可変焦点レンズ装置の提供。【解決手段】 ゲル化剤を含む導電性液体13と絶縁性液体小滴11とがセル19内に収容され、セルの内面には小滴11と接触する円形状の小滴接触領域15が形成される。小滴接触領域15は、絶縁層12上に小滴11に対する親和力が絶縁層より低い表面層14を形成し、その一部に形成した開口14Eを介して絶縁層14の一部を露出させて得られる露出絶縁層部分から形成されている。絶縁層12の導電性液体13及び小滴11とは反対の側に配置された電極16と導電性液体13に接触する電極17との間の電圧印加手段Vによる印加電圧を変化させることで、導電性液体13と小滴11との界面の形状を変化させる。この界面に対する入出射光の通過経路の部分ではセル19は透光性を有する。
請求項(抜粋):
互いに混合することなく且つ互いに屈折率の異なる第1の液体と第2の液体とにより形成される界面の形状を変化させることで焦点位置を変化させる可変焦点レンズ装置であって、前記第1の液体及び前記第2の液体はセル内に収容されており、前記第2の液体は小滴を形成しており、前記第1の液体はゲル化剤を含む導電性液体であり、前記第2の液体は絶縁性液体であり、前記セルの内面には前記小滴と接触する小滴接触領域が形成されており、前記第1の液体及び前記第2の液体とは少なくとも絶縁層を介して反対側に配置された電極と前記第1の液体との間に電圧を印加する電圧印加手段を有しており、該電圧印加手段による印加電圧を変化させることで前記界面の形状を変化させるようにされており、前記セルの少なくとも前記界面に対する入出射光の通過経路の部分は透光性を有していることを特徴とする可変焦点レンズ装置。
IPC (2件):
G02B 3/14 ,  G02B 26/08
FI (2件):
G02B 3/14 ,  G02B 26/08 H
Fターム (4件):
2H041AB24 ,  2H041AB32 ,  2H041AB38 ,  2H041AC06

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