特許
J-GLOBAL ID:200903045073506939

便器本体への便座又は機能部ケーシング等の付帯装置の取付け構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-254275
公開番号(公開出願番号):特開平8-150100
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【課題】 便座や局部洗浄用のケーシング等の付帯装置を簡単な操作で確実に便器本体に固定できるようにすること。【解決手段】 便器本体の上面の一部を利用して載置される便座や局部洗浄用等の機能ケーシング等の付帯装置を取り付けるに際して、付帯装置を載置する部分の便器本体の取付け孔を上下方向に貫通させて設け、付帯装置の底面部には取付け孔を突き抜ける連結軸を下に向けて設け、取付け孔には、連結軸の下降によって作動しその下降限において連結軸を拘束可能な受け座を備え、付帯装置を便器本体の上から被せるような操作だけでこの付帯装置を便器本体に固定可能とする。また、受け座には連結軸への拘束を解除する機構を備えることによって、付帯装置の取り外しも可能とする。
請求項(抜粋):
便器本体の上面の一部を利用して載置される便座又は局部洗浄用等の機能部ケーシング等の付帯装置の取付け構造であって、前記付帯装置を載置する部分の前記便器本体に取付け孔を上下方向に貫通させて設け、前記取付け孔には前記付帯装置を前記便器本体に拘束して保持するための受け座を設け、前記付帯装置の底面部または前記受け座に前記取付け孔を貫通する連結軸を備え、前記付帯装置の前記便器本体への装着時に前記連結軸を介して前記付帯装置と受け座とを連結可能としてなる便器本体への便座又は機能部ケーシング等の付帯装置の取付け構造。【 請求項2】 前記付帯装置の底面部には前記取付け孔を突き抜ける連結軸を下に向けて設け、前記受け座は前記連結軸の下降によって作動しその下降限の近傍位置において該連結軸を拘束可能としてなる請求項1記載の便座又は機能部ケーシング等の付帯装置の取付け構造。【請求項3】 前記付帯装置の底面と前記便器本体の上面との間に、弾性素材の緩衝材を介装してなる請求項1または2記載の便器本体への便座又は機能部ケーシング等の付帯装置の取付け構造。【請求項4】 前記緩衝材を、弾性シール材としてなる請求項3記載の便器本体への便座又は機能部ケーシング等の付帯装置の取付け構造。【請求項5】 前記受け座は、前記取付け孔に挿入固定され前記連結軸を差し込み可能なスリーブと、該スリーブの周壁の内外方向に出没可能な拘束体と、前記スリーブの外周に軸線方向へ移動可能に連接され前記拘束体の外側への移動を許す操作環とを備え、前記連結軸はその外周面に前記拘束体が嵌合可能な係合溝を形成してなる請求項2から4のいずれか0に記載の便器本体への便座又は機能部ケーシング等の付帯装置の取付け構造。【請求項6】 前記拘束体は、前記スリーブの周壁に開けた保持孔と前記操作環の内周とによって保持された球体状の接合ボールとしてなる請求項5記載の便器本体への便座又は機能部ケーシング等の付帯装置の取付け構造。【請求項7】 前記受け座は、前記取付け孔に挿入固定され前記連結軸を差し込み可能なスリーブと、前記スリーブの下端側に上下に揺動可能に連接されて外部まで延び前記スリーブの内部に位置する部分を係合爪としたラチェット爪と、前記ラチェット爪の係合爪を下側に付勢する弾性手段とを備え、前記連結軸の下端を前記係合爪によって拘束可能としてなる請求項2から4のいずれかに記載の便器本体への便座又は機能部ケーシング等の付帯装置の取付け構造。【請求項8】 前記受け座は、前記取付け孔に挿入固定され前記連結軸を差し込み可能なスリーブと、前記スリーブの下端部に軸線方向に移動可能に備えられ少なくとも上端部を中空として外部から操作可能なシフタと、前記シフタを上側に付勢する弾性手段とを備え、前記連結軸は、軸線方向にスリットを切開し且つその下端に外周をほぼ円錐面として径を拡大させた係合爪を備え、前記連結軸を前記スリーブの内周壁にスナップフィット機構によって拘束可能とすると共に、前記シフタの上昇によって前記係合爪への拘束を解除可能としてなる請求項2から4のいずれかに記載の便器本体への便座または機能部ケーシング等の付帯装置の取付け構造。【請求項9】 前記連結軸を前記取付け孔に挿し通すと共に下に突き出た前記係合爪に対して請求項8に記載の前記受け座を下方から外挿してなる便器本体への便座または機能部ケーシング等の付帯装置の取付け構造。
IPC (3件):
A47K 13/26 ,  E03D 9/08 ,  E03D 11/13

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