特許
J-GLOBAL ID:200903045074966925

ローラバニシング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-316267
公開番号(公開出願番号):特開平6-143128
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 いわゆるムシレが発生しないようにしてバニシング加工面の硬度を更に上げるようにすること。【構成】 マンドレル9にクーラント供給孔10、11を設け、一方保持部材8の内面には上記クーラント供給孔10、11に連通するクーラント溝13を設けると共にこのクーラント溝13に開口してボール保持部を形成する。これにより、ボール12はクーラント剤により潤滑されてその摩耗が軽減され、また、ボール12を介してマンドレル9と保持部材8との間の回転差により双方がずれて回転することにより、クーラント供給孔10、11とクーラント溝13との間で連通および遮断を繰り返して高圧力のクーラントを断続的にクーラント溝13に供給し、このクーラント剤の圧力によりボール12に衝撃力を与え、加工面をボール12にて叩くようにしてバニシング加工をすることができ、高いピーニング効果を得ることができる。
請求項(抜粋):
マンドレルの外周に複数のボール列を保持部材により保持してなるローラバニシング装置において、前記マンドレルにクーラント供給孔を設け、前記保持部材の内面に該クーラント供給孔に連通するクーラント溝を設けると共に該クーラント溝に開口してボール保持部を形成し、該ボール保持部に保持されたボール列が前記マンドレルの軸心に対して一定の角度に捩じれていることを特徴とするローラバニシング装置。

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