特許
J-GLOBAL ID:200903045097712700

医療用把持鉗子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 横沢 志郎 ,  河合 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-107163
公開番号(公開出願番号):特開2007-275386
出願日: 2006年04月10日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】操作者の手に負担を掛けることなく、対象物を適切な把持力で把持することのできる医療用把持鉗子を提案すること。【解決手段】指掛け4とボタン状操作部材8との間に配置されたコイルばね9を圧縮するようにボタン状操作部材8を前方に押し込むと、プッシュロッド5が円筒管2の内部を前方に移動するので、前端に取り付けられている把持爪6が円筒管2の前端開口部2bから前方に露出して、弾性復帰力により開いた状態になる。ボタン状操作部材8の押し込みを弱めると、圧縮されたコイルばね9の復元力によって、プッシュロッド5が後方に押し戻される。するとプッシュロッド5の前端に取り付けられている把持爪6の後側部分6aが円筒管2の前端開口部2bの縁に当り、半径方向の内側に押し込まれて閉じる。この結果、把持爪6はコイルばね9の復元力(付勢力)によって対象物を把持する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
細長い管と、 軸線方向に移動可能な状態で前記管に挿入されているプッシュロッドと、 このプッシュロッドの前端に取り付けられ、前記管の前端側の内部に収納されている複数本の把持爪と、 前記プッシュロッドを、その後端部が前記管の後端開口部から所定長さだけ後方に突出した後退位置に保持している付勢部材とを有し、 前記把持爪は弾性素材から形成されており、前記プッシュロッドの軸線を中心として半径方向に開いた状態から、前記管に挿入可能な閉じ状態まで弾性変形が可能であり、 前記付勢部材の付勢力に逆らって、前記管に対して前記プッシュロッドの後端部を前方に押し込むと、前記把持爪は、前記管の前端開口部から前方に露出して元の開いた状態に弾性復帰し、 前記プッシュロッドの押し込みを解除すると前記付勢部材の付勢力によって当該プッシュロッドが後退し、開いた状態の前記把持爪が前記管の前端開口部の縁によって閉じる方向に強制的に弾性変形させられて当該管の内部に戻ることを特徴とする医療用把持鉗子。
IPC (2件):
A61B 17/28 ,  A61B 17/22
FI (2件):
A61B17/28 ,  A61B17/22
Fターム (8件):
4C060EE21 ,  4C060EE24 ,  4C060GG02 ,  4C060GG06 ,  4C060GG08 ,  4C060GG14 ,  4C060GG19 ,  4C060MM24

前のページに戻る