特許
J-GLOBAL ID:200903045102453793

電気機械変換素子を使用した駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 貞重 和生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-163493
公開番号(公開出願番号):特開平10-341581
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 電源を遮断した状態では、被駆動部材を手動で移動させることができる電気機械変換素子を使用した駆動装置を提供する。【解決手段】 駆動機構50は、被駆動部材である作用部材31を駆動するもので、圧電素子55に駆動パルスを印加して速度の異なる伸縮変位を発生させ、装置本体に固定されたフレ-ム53に支持された駆動軸56に速度の異なる往復振動をさせると、軸56に摩擦結合した結合部材41とスライド部材42は所定方向に移動する。軸56に対する結合部材41とスライド部材42の摩擦結合は圧電素子45に直流電圧を印加して行い、直流電圧の印加を遮断すれば摩擦結合は解除され、結合部材41、即ち作用部材31を手動で自由に移動できる。
請求項(抜粋):
電気機械変換素子に発生する速度の異なる伸縮変位に基づいて駆動部材を異なる速度で往復振動させる駆動手段と、前記駆動手段の駆動部材に摩擦結合可能に係合する被駆動部材とを備え、前記駆動部材に係合した被駆動部材は、前記電気機械変換素子へ駆動電源から電力が供給されるときは駆動部材に摩擦結合して所定の方向に移動し、電気機械変換素子へ電力の供給が遮断されるときは、駆動部材との摩擦結合が解除されるように構成されていることを特徴とする電気機械変換素子を使用した駆動装置。

前のページに戻る