特許
J-GLOBAL ID:200903045102853880
画像式車両感知方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野村 滋衛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-068035
公開番号(公開出願番号):特開平5-298594
出願日: 1991年03月07日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】【構成】 道路の画像に対応する映像信号を得て、道路に想定した複数の計測点(Pi)に対応する輝度データ群(Dt)を順次処理して、道路幅員方向で所定ウインド幅Dw区間に属する各計測ポイント(Pi)の差分データ(Ci-Ri)の平均値Laを中心とするバラツキを微分値(Dfp)として、ずらし量Dnで道路の一端から他端にわたって順次走査して各計測ポイントについて求めて計測ラインに対応する一連のデータ群(微分曲線)(Df)を得て、微分曲線(Df)を検知スレッショルドレベルTsを境に2値化して微分2値化曲線(Df′)を得て、空間平滑化時定数ΔL′で平滑し空間平滑化微分2値化データ(DfL)を得て、差分データ(Ci-Ri)が、連続してある負値より低く、且つ空間平滑化微分2値信号が“0”であるとき対応部分は影信号(SD′)と判定して車両感知時に対象から除く。【効果】 隣接車線を走行する車両の影を、誤って車両と誤検知することがなく、従って従来より正確な画像式車両感知ができる。
請求項(抜粋):
撮像手段により道路を含む領域の画像に対応する映像信号を得て、画像中での道路の横断方向に想定した検知ライン上に位置する複数の計測点(Pi)に時間的に対応する映像信号中の位置での夫々の輝度レベル(Ci)からなる輝度データ群(Dt)を順次得て、検知ライン上に車両が存在せず路面のみの場合に対応し複数の輝度レベル(Ri)からなる輝度データ群を所定時に抽出して基準路面レベルデータ(Dr)として保持し、輝度データ群(Dt)を処理して、道路幅員方向で所定ウインド幅Dw区間に属する各計測ポイント(Pi)の差分データ(Ci-Ri)の平均値Laを中心とするバラツキを微分値(Dfp)として、ずらし量Dnで道路の一端から他端にわたって順次走査して各計測ポイントについて求めて計測ラインに対応する一連のデータ群(微分曲線)(Df)を得て、微分曲線(Df)を検知スレッショルドレベルTsを境に2値化して微分2値化曲線(Df′)を得て、空間平滑化時定数ΔL′で平滑し空間平滑化微分2値化データ(DfL)を得て、差分データ(Ci-Ri)が、連続してある負値より低く、且つ空間平滑化微分2値信号が“0”であるとき対応部分は影信号(SD′)と判定し、空間平滑化微分2値化データ(DfL)を、影信号(SD′)相当部を除き前記基準路面レベルデータ(Dr)と比較し充分な差が認められる場合に車両が存在すると判定することを特徴とする画像式車両感知方法。
IPC (3件):
G08G 1/04
, G06F 15/62 380
, G06F 15/70 460
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