特許
J-GLOBAL ID:200903045106300851

血管形成処置および血管内照射治療を組み合わせた方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261122
公開番号(公開出願番号):特開平10-080497
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 単一のカテーテルを用いて冠状動脈等の血管内の狭窄領域を除去する装置および方法で、従来法によって血管形成を行い、次いで血管形成後の再発狭窄症を防ぐために血管壁に容易に制御できるもともと均一な照射量の放射線を照射する。【解決方法】 装置は 125Iまたは32P等の懸濁放射性物質を含む液体で膨張可能な第2バルーンに囲まれた血管形成バルーンを有するカテーテルを有する。カテーテルを処置バルーンが血管内の狭窄領域に到達するまで患者の血管に挿入する。血管形成バルーンを用いて狭窄領域を除去し、放射性流体で外側のバルーンを満たし、外側のバルーンを膨張させて血管壁と係合させ、血管壁にもともと均一な照射量の放射線を照射する。さらに外側封じ込めバルーンは処置バルーンが破裂した場合の放射性流体の流出を防ぐ。
請求項(抜粋):
冠状動脈等の血管の局部的血管内照射治療装置であって:基部と末端とを有する細長い部材を備えたカテーテルであって、この細長い部材がその末端が血管内の標的領域に達するまで心血管腔内を通って患者の体内に導入可能な柔軟性と寸法とを有し、この細長い部材が長手方向に延びた第1および第2の流路を有し、この流路が血管形成バルーン膨張用の流路およびIRT処置バルーン膨張用の流路になっているカテーテルと;内部チャンバを有する血管形成バルーンであって、内部チャンバが血管形成バルーン膨張用の流路と流体が流れるように通じているように前記細長い部材の末端に取り付けられた血管形成バルーンと;内部チャンバを有する膨張可能なバルーンを備えたIRT処置バルーンであって、内部チャンバが前記血管形成バルーンを囲むように前記細長い部材の末端に取り付けられたIRT処置バルーンと;放射性物質を含む流体をIRT処置バルーン膨張用の流路の中へ導入して、処置バルーンの内部チャンバを満たし、放射性物質で標的領域を被爆させる手段とを有することを特徴とする冠状動脈等の血管の局部的内部放射線治療装置。
IPC (3件):
A61N 5/10 ,  A61B 17/00 320 ,  A61M 29/00
FI (3件):
A61N 5/10 C ,  A61B 17/00 320 ,  A61M 29/00

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