特許
J-GLOBAL ID:200903045106608970

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤島 洋一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-186539
公開番号(公開出願番号):特開平7-323032
出願日: 1991年07月25日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 超音波プローブ、診断部位、被検体等の状態が変化した場合でも、的確なSTC補正を自動的に行うことができ、常に最適な断層画像が得られる超音波診断装置を提供する。【構成】 エコー信号V(t)(図9(a))から高周波成分が除去されたエコー信号強度f(x)(図9(b))を、深度方向に微分してエコー強度変化f ′(x) (図9(c))を得る。そしてf ′(x) の入力に対し、その入力値の絶対値の増加に伴って減少、もしくは0となるような関数a(f′(x))を用いて、a(f′(x))・f′(x) の演算を行う。この演算によって変化の大きな部分が緩和または除かれたエコー強度変化曲線が得られる(図9(c)の斜線部分)。続いて、これを積分して、g(d)(図9(d))を得る。このg(d)を補正する形で利得制御回路によりエコー信号の利得制御を行えば、図9(e)に実線で示すようにエコーフリー部や急峻な変化の部分には影響されることなく、減衰を補正することができる。
請求項(抜粋):
被検体内に超音波ビームを送波して、被検体からの超音波エコーを受波し、エコー信号に基づく被検体の断層画像を形成する超音波診断装置において、前記エコー信号に対して、対数変換処理および検波処理を施して得られる深度x付近のエコー信号強度をf(x)とし、その深度方向の微分値をf ′(x) とした場合、f ′(x) の入力に対し、その入力値の絶対値の増加に伴って減少、もしくは0となるような関数a(f ′(x) )(ただし、0≦a(f ′(x) )≦1)を用いて、【数1】で定義されるg(d)の値に基づいて深度dまたはd付近におけるエコー信号の利得を制御する利得制御手段を備えたことを特徴とする超音波診断装置。
IPC (3件):
A61B 8/14 ,  G01N 29/06 ,  G01N 29/22 501

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