特許
J-GLOBAL ID:200903045106901839

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-316964
公開番号(公開出願番号):特開平6-167566
出願日: 1992年11月26日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 機体が旋回しても精度良く位相補償と、レンジウォーク補償を行うことにより画質の低下を防ぎ、かつ、自機と目標地点との表示上の位置関係のずれを無くする。【構成】 旋回条件検出器9により旋回条件を検出する。位相補償データ補正器12は誤差成分データメモリ11を用いて、位相補償データ算出器10により算出される位相補償データを補正する。レンジウォーク補償器8は補償周期データメモリ13を用いてレンジウォーク補償を行う。目標地点が処理不可能な範囲に入った場合、処理制御器19により処理しないように制御する。自機と目標地点との表示上の位置関係にずれが生じる場合、目標地点座標算出器20により目標との位置関係を算出し、表示制御器21により表示方位角を制御する。
請求項(抜粋):
DBS(Doppler Beam Sharpening)技術を用いた高分解能の地表マップを実時間で作成するレーダであって、特定方向の空間に送信波を放射し、反射波を受信するフェイズドアレイアンテナと、アレイアンテナモジュールの位相制御により、上記フェイズドアレイアンテナのビームの指向を制御するビーム制御器と、表示座標を決定し、上記ビーム制御器に対してビーム指向角度を指示する表示座標算出器と、送信波を発生する励振器と、上記フェイズドアレイアンテナへ送信部から信号を供給し、受信信号を受信検波部へ供給するサーキュレータと、受信信号をディジタルビデオ受信信号へと変換する受信器と、レーダプラットフォームの動揺を検出する慣性プラットフォームセンサと、上記慣性プラットフォームセンサからの自機動揺データと上記表示座標算出器からのビーム指向角度データにより、目標とする地表点との距離変化を線形と仮定してレンジビンのずれる周期を算出し、一定周期間隔でレンジビンをずらす処理を行うレンジウォーク補償器と、上記慣性プラットフォームセンサからの自機動揺データより、速度ベクトルの変化率が一定になったことにより、機体が旋回状態であることを検出し、速度、角速度を出力する旋回条件検出器と、上記慣性プラットフォームセンサからの自機動揺データと上記表示座標算出器からのビーム指向角度データにより、受信信号の位相変化量を実時間で算出する位相補償データ発生器と、シミュレーションにより算出された位相補償量誤差成分を格納する誤差成分データメモリと、上記誤差成分データメモリを用いて、上記位相補償データ発生器から出力される位相補償データに対して、上記旋回条件検出器より出力される旋回条件に応じて位相補償量誤差成分を補正する位相補償データ補正器と、上記位相補償データ補正器からのデータを用いて受信信号の位相を補正する位相補償器と、ビーム内の方位方向に対応したドップラ周波数を検出するFFT(Fast Fourier Transform)演算器と、上記FFT演算器から出力されるデータから特定の周波数の振幅を検出する振幅検出器と、上記振幅検出器から出力されるデータを画像データに変換する画像データ変換器と、上記画像データ変換器から出力される画像データを表示する表示器とを備えたことを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/89 ,  G01S 7/298

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