特許
J-GLOBAL ID:200903045107522289

自動輸液装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-314274
公開番号(公開出願番号):特開平6-142200
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 血液や薬液を連続的に輸液する自動輸液装置において、連続した精密長時間の輸液が可能な装置を開発する。【構成】 摺動するピストンの両側左右にそれぞれ先端開口部を持つシリンダーを有する双方向シリンダーポンプを用い、ピストンを往復摺動させることにより、ピストンの一方の側で吸入を行っている場合、他方の側で注入を行わせ、これを繰り返すことで輸液が途切れることのない構成とした。
請求項(抜粋):
連続的あるいは断続的な輸液を行う自動輸液装置において、摺動するピストンの両側にそれぞれ先端開口部を持つシリンダーを有する双方向シリンダーポンプ、この双方向シリンダーポンプの各先端開口部それぞれに、それぞれ分岐コネクタを介しそれぞれ1つずつ設けられる、注入状態で「開」となる第1の一方弁と、吸入状態で「開」となる第2の一方弁、その一方の端部が注入ラインに接続され他の一方の2つの端部が上記第1の一方弁にそれぞれ接続された第1の分岐チューブ、その一方の端部が吸入ラインに接続され他の一方の2つの端部が上記第2の一方弁にそれぞれ接続された第2の分岐チューブを備え、駆動機構により、上記ピストンを上記双方向シリンダーポンプ内で往復摺動させ、例えばその往路ではピストンの一方の側部(これを仮に第1側部と仮称する)で吸入を行わせると共に当該ピストンの他の一方の側部(これを仮に第2側部と仮称ずる)で注入を行わせ、復路では反対に上記第2側部で吸入を行わせると共に上記第1側部で注入を行わせ、この動作を連続あるいは断続して行わせることで連続あるいは断続した輸液を行うことを特徴とする自動輸液装置。

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