特許
J-GLOBAL ID:200903045112844138

メタクリル樹脂粒子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 久保山 隆 ,  中山 亨 ,  榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-419421
公開番号(公開出願番号):特開2005-179427
出願日: 2003年12月17日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】 激しい凝集を招くことなく、攪拌翼(1)を備えた重合容器(2)を用いて効率的に、メチルメタクリレートを主成分とする単量体および水性媒体(3)を攪拌して、単量体を水性媒体中に懸濁させながら重合させて、小粒子径のメタクリル樹脂粒子を製造し得る方法を提供する。【解決手段】本発明の方法は、式(1) V = π × d × n (1)〔式中、dは攪拌翼の直径(m)、nは攪拌翼の回転数(秒-1)〕で示されるチップ速度(V)が2.3m/秒以上となる条件で攪拌しながら重合を開始させ、次いで重合率25%以下の間に、チップ速度(V)が式(2) V ≦ V0 × 2.3 × D /10d (2)〔式中、V0は重合を開始させたときのチップ速度(m/秒)、Dは重合容器の内径(m)。Vおよびdは前記と同じ意味〕を満足する攪拌条件として攪拌しながら重合を完結させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
メチルメタクリレートを主成分とする単量体および水性媒体を重合容器内で攪拌翼により攪拌し、前記単量体を水性媒体中に懸濁させながら重合させて、メタクリル樹脂粒子を製造する方法であり、 式(1) V = π × d × n (1) 〔式中、Vはチップ速度(単位はm/秒)を、dは攪拌翼の直径(単位はm)を、nは攪拌翼の回転数(単位は秒-1)をそれぞれ示す。〕 で示されるチップ速度(V)が2.3m/秒以上となるように攪拌しながら重合を開始させ、 次いで単量体の重合率が25%以下の間に、チップ速度(V)が式(2) V ≦ 2.3 × D /10d × V0 (2) 〔式中、Dは重合容器の内径(単位はm)を、V0は重合を開始させたときのチップ速度(単位はm/秒)をそれぞれ示し、dは前記と同じ意味を示す。〕 を満足する攪拌条件とし、 該攪拌条件で攪拌しながら重合を完結させることを特徴とするメタクリル樹脂粒子の製造方法。
IPC (3件):
C08F2/01 ,  C08F2/18 ,  C08F20/00
FI (3件):
C08F2/01 ,  C08F2/18 ,  C08F20/00 510
Fターム (7件):
4J011AA08 ,  4J011AB09 ,  4J011DB19 ,  4J011JB06 ,  4J011JB08 ,  4J011JB12 ,  4J011JB26

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