特許

J-GLOBAL ID：200903045116623217

成形性および耐食性に優れる熱延鋼板の製造方法

発明者： 福山 東成 ,  中居 修二 ,  勝 信一郎
出願人/特許権者： 住友金属工業株式会社
代理人 (1件)： 穂上 照忠
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-117832
公開番号（公開出願番号）：特開平5-311235
出願日： 1992年05月12日
公開日（公表日）： 1993年11月22日
要約：

【要約】【目的】成形性、耐食性に優れる高強度熱延鋼板の製造方法を提供する。【構成】C: 0.0015〜0.10%、Si:0.5%を超え 2.0%以下、Mn:0.3〜2.0 %、P: 0.02〜0.10%、S:0.005%以下、Cu:0.2〜1.0 %、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼を、1070〜1180°Cで30〜75分間加熱保持し、Ar3 点〜 940°Cで仕上圧延を完了し、 420〜550 °Cで巻取る熱間圧延を行うことを特徴とする成形性および耐食性に優れる熱延鋼板の製造方法。上記の鋼はさらに、重量%で、Cr:0.5〜1.3 %、Ti:0.04〜0.10%、Nb:0.04〜0.10%、V:0.04〜0.10%およびMo:0.1〜0.5 %の中の1種または2種以上含有することができる。【効果】Niを添加することなく、引張強度が 440N/mm2 以上、引張強度×伸び率が15000 以上、引張強度×孔拡率が60000 以上で、しかも耐穴明き性に優れる熱延鋼板を製造することができる。

請求項（抜粋）：

重量%で、C: 0.0015〜0.10%、Si:0.5%を超え 2.0%以下、Mn:0.3〜2.0 %、P: 0.02〜0.10%、S: 0.005%以下、Cu:0.2〜1.0 %、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼を、1070〜1180°Cで30〜75分間加熱保持し、Ar3 点〜940 °Cで仕上圧延を完了し、 420〜550 °Cで巻取る熱間圧延を行うことを特徴とする成形性および耐食性に優れる熱延鋼板の製造方法。

IPC (5件)：

C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/16