特許

J-GLOBAL ID：200903045121898968

耐2次加工脆性に優れた時効硬化性を有する深絞り用高強度冷延鋼板およびその製造方法

発明者： 田原 健司 ,  占部 俊明 ,  細谷 佳弘 ,  西本 昭彦
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
代理人 (1件)： 苫米地 正敏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-011371
公開番号（公開出願番号）：特開平5-279798
出願日： 1991年01月07日
公開日（公表日）： 1993年10月26日
要約：

【要約】【目的】 優れた成形性を有するとともに、成形後の熱処理によって強度が上昇し、しかも耐2次加工脆性にも優れた冷延鋼板およびその製造方法を提供することにある。【構成】 所定の成分を有するCu添加極低炭素鋼に、PとCuから規定される量のMoを添加し、必要に応じて適量のBを添加した冷延鋼板である。その製造法は、上記成分の鋼を熱延後高温巻取し、このコイルを所定の温度からCuと巻取温度との関係で規定される冷却速度で急冷する。その後、酸洗、冷延、連続焼鈍を行なう。

請求項（抜粋）：

C:0.010wt%以下、Si:1.0wt%以下、Mn:0.2〜2.5wt%、P:0.05wt%以下、S:0.01wt%以下、Al:0.10wt%以下、N:0.0050wt%以下、Cu:0.5〜2.0wt%、Ni:1.0wt%以下、さらに0.005〜0.2wt%のTiと0.002〜0.1wt%のNbの1種または2種を含有し、且つ、1.0wt%以下のMoを、 〔%Mo〕≧0.04(〔%Cu〕+120〔%P〕)-0.02但し、〔%Mo〕:Mo含有量(wt%)〔%Cu〕:Cu含有量(wt%)〔%P〕 :P含有量(wt%)を満足する範囲で含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする耐2次加工脆性に優れた時効硬化性を有する深絞り用高強度冷延鋼板。

IPC (6件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 8/04 ,  C21D 9/48 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/16

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-141554
  
• 特開昭57-155905
  
• 特開平2-173213
  
• 特開昭58-022332