特許
J-GLOBAL ID:200903045122611751

給湯器、およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-080917
公開番号(公開出願番号):特開平11-281158
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】出湯中に設定温度が変更されたとき、変更後の設定温度に対するオーバーシュートやアンダーシュートを少なく抑えて短時間のうちに出湯温度を変更後の設定温度に安定させることができる給湯器およびその制御方法を提供する。【解決手段】出湯中に設定温度が変更されたとき、変更特性設定手段25は現在のガス量から変更後の設定温度で定常運転するための目標ガス量の存する方向に当該目標ガス量を越えて変化させた所定のガス量を初期値とし、燃焼部へ供給するガス量を当該初期値から次第に目標ガス量に近づくような変更特性を求める。設定温度が変更された時点から第1の燃焼制御手段21はこの変更特性に従ってガス量をフィードフォワード制御し、その後供給ガス量と目標ガス量との差が基準値以内に入ったとき、制御手段を第2の燃焼制御手段22に戻し、少なくとも出湯温度に基づくフィードバック制御を伴った所定の燃焼制御でガス量を制御する。
請求項(抜粋):
出湯中に設定温度を変更し得る給湯器において、燃焼部へ供給するガス量をフィードフォワード制御する第1の燃焼制御手段と、燃焼部へ供給するガス量を少なくとも出湯温度に基づくフィードバック制御を伴う所定の制御方法で制御する第2の燃焼制御手段と、前記燃焼部へ供給するガス量の制御を前記第1の燃焼制御手段と前記第2の燃焼制御手段のうちのいずれの制御手段で行うかを切り替える切替手段と、前記第1の燃焼制御手段が前記燃焼部へ供給するガス量をフィードフォワード制御する際のガス量の変更特性を設定する変更特性設定手段とを備え、前記切替手段は、出湯中に設定温度が変更されたとき、前記燃焼部へ供給するガス量の制御手段を前記第1の燃焼制御手段に切り替えるとともにその後所定の復帰条件が成立したときガス量の制御手段を前記第2の燃焼制御手段に戻し、前記変更特性設定手段は、出湯中に設定温度が変更されたとき、現在のガス量から変更後の設定温度で定常運転するための目標ガス量の存する方向に当該目標ガス量を越えて変化させたガス量を初期値とし、当該初期値から次第に前記目標ガス量に近づくように変化する特性を前記ガス量の変更特性として設定し、前記第1の燃焼制御手段は、出湯中に設定温度が変更された時点から前記変更特性設定手段の設定した前記変更特性に従って前記燃焼部へ供給するガス量をフィードフォワード制御することを特徴とする給湯器。
IPC (2件):
F24H 1/10 303 ,  F24H 1/10 302
FI (2件):
F24H 1/10 303 Z ,  F24H 1/10 302 B
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公平4-050498
審査官引用 (1件)
  • 特公平4-050498

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