特許
J-GLOBAL ID:200903045127525276
積層型軟磁性シートの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人田治米国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-260495
公開番号(公開出願番号):特開2008-135713
出願日: 2007年10月04日
公開日(公表日): 2008年06月12日
要約:
【課題】シート厚変化が抑制され且つ透磁率の変動も小さい積層型軟磁性シートの製法を提供する。【解決手段】積層型軟磁性シートの製法は、(A)少なくとも扁平な軟磁性粉末とグリシジル基を有するアクリルゴムとエポキシ樹脂及びその潜在性硬化剤と溶剤とを混合してなる軟磁性組成物を剥離基材上に塗布し、軟磁性組成物の硬化反応が実質的に生じない温度T1で乾燥し、剥離基材を取り除いて硬化性軟磁性シートを得る工程(B)該硬化性軟磁性シートを2以上用意し、それらの積層物を得る工程(C)得られた積層物を、硬化反応が実質的に生じない温度T2において、線圧を印加するラミネーターにて線圧力P1、線圧力P2及び線圧力P3(但し、P1<P2<P3)で順次圧縮する工程及び(D)続いて硬化反応が生ずる温度T3において、圧縮された積層物を、面圧を印加するプレス機で圧縮し、本硬化させて積層型軟磁性シートを得る工程を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
積層型軟磁性シートの製造方法であって、以下の工程(A)〜(D):
(A)少なくとも扁平な軟磁性粉末と、グリシジル基を有するアクリルゴムと、エポキシ樹脂と、エポキシ樹脂用潜在性硬化剤と、溶剤とを混合してなる軟磁性組成物を、剥離基材上に塗布し、軟磁性組成物の硬化反応が実質的に生じない温度T1で乾燥し、剥離基材を取り除いて硬化性軟磁性シートを取得する工程;
(B)該硬化性軟磁性シートを2以上用意し、それらを積層して積層物を取得する工程;
(C)得られた積層物を、硬化反応が実質的に生じない温度T2において、線圧を印加するラミネーターにて線圧力P1、線圧力P2及び線圧力P3(但し、P1<P2<P3)で順次圧縮する工程; 及び
(D)続いて硬化反応が生ずる温度T3において、圧縮された積層物を、面圧を印加するプレス機で圧縮して積層型軟磁性シートを得る工程
を有することを特徴とする製造方法。
IPC (4件):
H01F 1/44
, H01F 1/14
, H01F 1/00
, H01F 27/36
FI (4件):
H01F1/28
, H01F1/14
, H01F1/00 C
, H01F27/36 B
Fターム (11件):
5E040BB03
, 5E040CA13
, 5E041AA02
, 5E041AA04
, 5E041AA07
, 5E041BC05
, 5E041CA06
, 5E041CA08
, 5E041NN17
, 5E041NN18
, 5E058CC13
引用特許:
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