特許
J-GLOBAL ID:200903045130635198

空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-193857
公開番号(公開出願番号):特開平6-034220
出願日: 1992年07月21日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 室内空気を冷却・加熱することによって除湿運転を行うと共に、除湿運転用の開閉弁に形状記憶ばねを用いた空気調和装置において、形状記憶ばねの感温変化による除湿運転への移行を迅速に行ない、氷結音の発生をなくする。【構成】 開閉弁10に用いる形状記憶バネ18の冷却時の収縮変形によって開閉弁10を閉弁させ、除湿運転を開始するように構成する。このため、制御手段20により、除湿運転開始時に、冷房運転状態で第1の所定時間だけ室内ファン8を運転したまま圧縮機1を停止し、続いて第2の所定時間だけ室内ファン8を停止し、圧縮機1を運転し、かつ膨張弁4の開度を漸減して、冷房時に室内熱交換器5に付着した結露を除去した後、開閉弁10に冷房時よりもさらに低温の液冷媒を流通させる。
請求項(抜粋):
圧縮機(1),四路切換弁(2),室外熱交換器(3),膨張弁(4),第1室内熱交換器(5a)および第2室内熱交換器(5b)を順次管路(6a〜6f)で接続し、上記第1,第2室内熱交換器(5a,5b)の間に開閉弁(10)と減圧手段(11)を互いに並列に接続し、上記開閉弁(10)を開いて上記両室内熱交換器(5a,5b)を蒸発器または凝縮器として働かせて冷,暖房運転を行なう一方、上記開閉弁(10)を閉じて上記第1室内熱交換器(5a)を凝縮器として、上記第2室内熱交換器(5b)を蒸発器として夫々働かせて除湿運転を行なう空気調和装置において、上記開閉弁(10)は、上記第1室内熱交換器(5a)に接続される第1通路(12)と、上記第2室内熱交換器(5b)に接続される第2通路(13)と、弁座(15)を有して両通路(12,13)を連通する内部流路(14)とを備え、上記第1通路(12)側に弁座(15)を開閉する弁体(16)を往復動自在に配置し、この弁体(16)をバイアスばね(17)にて閉弁方向に、形状記憶ばね(18)にて開弁方向に夫々付勢するとともに、この形状記憶ばね(18)は冷房運転時に流通する冷媒に接して伸長して、上記弁体(16)を弁座(15)から離反させる一方、冷房運転時に流通する冷媒よりも低温の冷媒に接して収縮して、上記弁体(16)を弁座(15)に当接させるようになっており、さらに、除湿運転に移行するために、上記開閉弁(10)を閉弁させるべく冷房運転中に、第1の所定時間(T1)だけ室内ファン(8)を運転したまま圧縮機(1)を停止し、続いて第2の所定時間(T2)だけ上記室内ファン(8)を停止し、かつ圧縮機(1)を運転する制御手段(20)を設けたことを特徴とする空気調和装置。
IPC (2件):
F25B 13/00 103 ,  F25B 29/00 411

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