特許
J-GLOBAL ID:200903045140623767

ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜およびその製造方法、シート状ポリテトラフルオロエチレン成形体、並びに、エアーフィルター用濾材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205088
公開番号(公開出願番号):特開平10-030031
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 高い捕集効率と低い圧力損失を有し、しかも粗大粒径粒子のリークが少ない有用なPTFE多孔質膜を再現性よく製造できるPTFE多孔質膜の製造方法を提供する。【解決手段】 ポリテトラフルオロエチレン微粉末に液状潤滑剤を加えて混合し、この混合物を押出法および圧延法の少なくとも一つの方法により未焼成状態でシート状に成形したのち、加熱法および抽出法の少なくとも一方の方法により前記液状潤滑剤を除去する。このシート状成形体を長手方向に延伸して、示差走査熱量計による結晶融解曲線上の345±5°Cの温度領域に吸熱ピークを有し、かつ結晶転化率が0.1〜0.85、比重が1.4以下であるシート状ポリテトラフルオロエチレン成形体を製造する。これを幅方向に延伸することによりポリテトラフルオロエチレン多孔質膜を製造する。
請求項(抜粋):
ポリテトラフルオロエチレン微粉末に液状潤滑剤を加えて混合し、この混合物を押出法および圧延法の少なくとも一つの方法により未焼成状態でシート状に成形し、このシート状成形体をその長手方向にポリテトラフルオロエチレン焼成体の融点未満の温度で延伸して、示差走査熱量計による結晶融解曲線上の345±5°Cの温度領域に吸熱ピークを有し、かつ結晶転化率が0.1〜0.85、比重が1.4以下であるシート状ポリテトラフルオロエチレン成形体を取得し、これをその幅方向に延伸することを特徴とするポリテトラフルオロエチレン多孔質膜の製造方法。
IPC (2件):
C08J 9/00 CEW ,  C08L 27:18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-174452
  • 特表平3-504876
  • 特開昭58-145735

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