特許
J-GLOBAL ID:200903045141022414
流体シミュレーション装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-230901
公開番号(公開出願番号):特開平11-066356
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 短時間で格子作成、及び実計算を行うことができ、高精度の解析結果が得られ、粘性問題にも対応可能な流体シミュレーション装置を提供する。【解決手段】 3次元CAD1を用いて物体の外形に形成された三角形メッシュ等の物体外形データ(DXF形式等)を、I/F部2によりUCD形式等の所定のデータ形式に変換し、その物体外形データを用いて、解析データ作成部3により、所定の解析対象範囲内の空間に上記物体に近づくにつれて任意の間隔で段階的に格子幅が小さくなるようないわゆるデカルト格子を自動作成する。そして、上記格子のデータとその他の解析データとを用いて、解析部4により、物体近傍の所定範囲内の格子点では局所選点法を、それ以外の格子点では差分法を用いる、いわゆるデカルト格子局所選点法による数値解析を行う。解析結果は表示部5にて可視化される。これにより、短時間で格子作成、及び実計算を行うことができると共に、高精度の解析結果が得られ、粘性問題にも対応できる。
請求項(抜粋):
物体の周囲を流れる流体の挙動を、3次元の格子を用いて数値的に解析する流体シミュレーション装置において、3次元CADを用いて作成された上記物体の外形を表す第1の物体外形データを、所定のデータ形式の第2の物体外形データに変換するデータ変換手段と、上記データ変換手段により得られた上記第2の物体外形データを用いて、所定の解析対象範囲内の空間に、上記物体に近づくにつれて任意の間隔で段階的に格子幅が小さくなるような格子を作成する格子作成手段と、上記格子作成手段により得られた上記格子を用いて、物体近傍の所定範囲内の格子点では局所選点法を、それ以外の格子点では有限差分法を用いることにより、上記流体の挙動を解析する解析手段とを具備してなることを特徴とする流体シミュレーション装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F 15/60 612 J
, G06F 15/20 D
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