特許
J-GLOBAL ID:200903045141064001

燃料デリバリパイプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-315383
公開番号(公開出願番号):特開平9-151829
出願日: 1995年12月04日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】耐久性の向上を図り、燃料圧力脈動を一層効果的に減衰し、コストの低減及び組付作業性の向上の図れる燃料デリバリパイプを提供する。【解決手段】燃料デリバリパイプ11のハウジング12を各々にフランジ部15,16を有する第1の分割片13及び第2の分割片14により構成し、両フランジ部15,16間にシール部26を有する端縁部34を挟むようにダイヤフラム19を設け、内部空間を燃料通路21とガス室22とに仕切る。ダイヤブラム19を主として変形部31と平行移動部32とから構成する。組付時にはシール部26の存在により別部材を省略できる。使用時には、圧力脈動が生じてもダイヤフラム19の変位により減衰される。この時、変形部31が応力を受けるが、ダイヤフラム19は変形部31においてガス室22側に湾曲変形し、平行移動部32が平板形状を保ち平行移動して変位するため比較的大きな変位量が確保され、無理な応力がかからない。
請求項(抜粋):
それぞれがフランジ部(15),(16)を有する第1の分割片(13)及び第2の分割片(14)よりなり、両フランジ部(15,16)同士が相互に合わされた状態で固定されることにより構成され、少なくとも燃料の導入口(18)及び、燃料噴射弁(24)が取付けられる複数のソケット部(23)を有するハウジング(12)と、自身の端縁部(34)が前記フランジ部(15,16)に挟まれるようにして前記第1の分割片(13)及び第2の分割片(14)間に設けられ、前記ハウジング(12)の内部空間を、前記導入口(18)及びソケット部(23)に連通する燃料通路(21)、並びに、密閉されたガス室(22)に仕切るためのダイヤフラム(19)と、を備え、前記燃料通路(21)内に生じる燃料の圧力脈動を前記ダイヤフラム(19)の変位によって減衰させるようにした燃料デリバリパイプであって、前記ダイヤブラム(19)の端縁部(34)には、前記フランジ部(15,16)同士が相互に合わされた際に潰れ変形するシール部(26)を一体的に設けるとともに、前記ダイヤブラム(19)のうち、前記ハウジング(12)の内部空間を前記燃料通路(21)及び前記ガス室(22)に仕切る部分を、前記端縁部(34)から一旦燃料通路(21)側に湾曲して延びる変形部(31)と、前記変形部(31)から当該変形部(31)とは反対方向に突出する略平板状の平行移動部(32)とから構成したことを特徴とする燃料デリバリパイプ。
IPC (4件):
F02M 55/02 310 ,  F02M 55/02 340 ,  F02M 55/02 ,  F15B 1/08
FI (4件):
F02M 55/02 310 C ,  F02M 55/02 340 A ,  F02M 55/02 340 Z ,  F15B 1/047

前のページに戻る