特許
J-GLOBAL ID:200903045146626563
イミド化アクリル樹脂の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-149671
公開番号(公開出願番号):特開平8-311124
出願日: 1995年05月24日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【構成】 押出機中において、メタクリル酸および/またはアクリル酸単位を含むビニル単量体単位からなる共重合体に、塩基性化合物から選ばれる少なくとも1種の閉環促進剤0.001〜1重量%を存在させることにより、六員環酸無水物単位を含有する熱可塑性共重合体に変換せしめた後、アンモニアまたは尿素水溶液とを反応させて、六員環酸無水物単位をグルタルイミド単位に実質的に変換することを特徴とするイミド化アクリル樹脂の製造方法。【効果】 本発明の方法によれば、押出機を用いて工業的に有利に、耐熱性に優れた透明なイミド化アクリル樹脂が得られる。この熱可塑性重合体は例えば弱電部品や工業部品とくに車両部品などの各種用途に好適に用いられる。
請求項(抜粋):
押出機中において、メタクリル酸および/またはアクリル酸単位を含むビニル単量体単位からなる共重合体に、塩基性化合物から選ばれる少なくとも1種の閉環促進剤0.001〜1重量%を存在させることにより、六員環酸無水物単位を含有する熱可塑性共重合体に変換せしめた後、アンモニアまたは尿素水溶液を反応させて、六員環酸無水物単位を下記一般式(1)【化1】に示すグルタルイミド単位に実質的に変換することを特徴とするイミド化アクリル樹脂の製造方法。
前のページに戻る