特許
J-GLOBAL ID:200903045149043801

電気装置用の箱体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-255223
公開番号(公開出願番号):特開平7-086769
出願日: 1993年09月20日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 従来のこの種の箱体においては、回路基板の取付或いは蓋部と底部との固定に螺子を使用するものであったので、組立工程が煩雑化すると共に、廃棄時に分解に手間を要し資源再利用などが行われ難い問題点を生じていた。【構成】 本発明により、箱部2には基板フック21、蓋部3にはストッパ31、回路基板4には基板係着孔41を一体に形成して基板保持手段とし、加えて箱部2に蓋部3を貫通するように一体に形成された係止脚22と樹脂クリップ5とで箱蓋係止手段とした箱体1としたことで、箱部2と蓋部3との内部に回路基板4を脱落など生じることなく確実に保持する箱体1が螺子など異質部材を使用することなく得られるものとなり、生産効率を向上させると共に、使用後の廃棄時に異質部材を含まないものとして、再生再利用を容易とし、省資源、環境保全などの問題を解決するものである。
請求項(抜粋):
それぞれが樹脂部材で形成される箱部と蓋部とで成り内部に回路基板を保持する構成とされた電気装置用の箱体において、前記箱体には前記回路基板を保持する基板保持手段と、前記箱部と蓋部とを係止する箱蓋係止手段とが設けられ、前記基板保持手段は前記回路基板に設けられた基板係着孔に撓んで係着する前記箱部に一体に設けられる基板フックと、前記箱部と蓋部とを前記箱蓋係着手段で係止したときに前記基板フックの背面に当接し且つ前記蓋部に一体に設けられるストッパとから構成され、前記箱蓋係着手段は前記箱部と蓋部との何れか一方と一体に設けられ、他の一方の外面まで貫通し先端側に横孔が設けられた係止脚と該横孔に挿入される樹脂クリップであることを特徴とする電気装置用の箱体。

前のページに戻る