特許
J-GLOBAL ID:200903045151196607

電流ゼロの状態で巻線を切り換える永久磁石交流発電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-287283
公開番号(公開出願番号):特開平8-280198
出願日: 1995年11月06日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【課題】 永久磁石交流発電機の回路構成を簡単化し部品点数を減らすこと。【解決手段】 多相交流発電機10の2組の出力巻線16A、18A、20A;16B、18B、20Bから発生する一対の出力電圧のうちの一方の出力電圧を選択的に整流するための装置は、それらの組の巻線のうちの一方に選択的に結合される1つの制御ブリッジ整流回路22を備えている。このブリッジ整流回路22、回転子12の所定の回転速度に応じて選択的に結合される。2つの組の巻線の間の遷移は巻線電流がゼロになるゼロ電流状態で行われる。
請求項(抜粋):
回転子(12)と複数の相巻線(16、18、20)から構成される三相のY結線出力巻線(14)とを有する永久磁石交流発電機(10)を備えた車両電気系統の第1交流出力電圧と第2交流出力電圧とを選択的に整流するための整流装置であって、前記Y結線出力巻線の相巻線はそれぞれ出力端子(46B、48B、50B)に接続されており、前記相巻線の各々が、前記出力巻線の中点(15)と前記相巻線の前記出力端子との間に位置する夫々のタップ(16A、16B、16C)に接続されており、前記中点と夫々の前記タップとの間における相巻線当たりの巻線数は、前記中点と夫々の前記出力端子との間における前記相巻線の巻線数より少なく、前記出力端子から第1交流出力電圧が送出され、前記タップから第2交流出力電圧が送出される整流装置において、複数の制御整流器(24、26、28)を備え、且つ、直流出力電圧の端子と3個の交流入力端子(40、42、44)とを有する全波ブリッジ整流回路(22)と、前記交流入力端子と前記相巻線の前記出力端子とを結合し、前記交流入力端子を前記相巻線の前記タップから切り離す第1モードと、前記交流入力端子と前記相巻線の前記タップとを結合し、前記交流入力端子を前記相巻線の前記出力端子から切り離す第2モードとで動作する経路変更手段(130)と、前記回転子の回転速度に応答して、前記回転子の回転速度が所定のスレッショルド速度より小さいときに前記第1モードを選択し、前記回転子の回転速度が前記スレッショルド速度より大きいときに前記第2モードを選択する選択手段(70)と、前記複数の制御整流器の導通状態を制御する制御手段(100)であって、前記選択手段に応答して、前記第1モードから前記第2モードへの遷移、及び、前記第2モードから前記第1モードへの遷移が行われている期間、前記制御整流器の導通を遮断する制御手段(100)と、を具備することを特徴とする整流装置。
IPC (4件):
H02P 9/48 ,  H02J 7/14 ,  H02M 1/08 331 ,  H02M 7/219
FI (4件):
H02P 9/48 B ,  H02J 7/14 L ,  H02M 1/08 331 Z ,  H02M 7/219

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