特許
J-GLOBAL ID:200903045154176836

蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329779
公開番号(公開出願番号):特開平7-151022
出願日: 1993年12月01日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 車両の短距離走行後の駐車中における燃料蒸気の放出を防止するとともに、給油時の通気抵抗の増大を防止して円滑な給油を可能とする。【構成】 キャニスタ1には、主室1aに連通する副室13が設けられている。主室1aは比較的広い開口面積を有す第1の大気ポート11を有し、第1の大気ポート11には主室1a内の圧力が大気圧より所定圧だけ高いとき開弁するチェック弁11aが配設されている。副室13は、第1の大気ポート11より狭い開口面積を有する第2の大気ポート14を有する。フルチャージ状態から短距離走行したときは、大気ポート弁11aは閉弁しており、第2の大気ポート14から大気が導入され、副室14のチャージ燃料がパージされる。従って、その後放置しても副室内の吸着剤の一部は脱離状態を維持する。また、給油時は、主室内の圧力が高まるため、大気ポート弁11aが開弁し、通気抵抗の増加が防止される。
請求項(抜粋):
燃料タンクで発生する燃料蒸気を吸着する吸着剤を有する主室と、該主室を大気に連通する第1の大気ポートとを備えた蒸発燃料処理装置において、前記第1の大気ポートに配され、前記燃料タンクへの給油時に開弁する大気ポート弁と、前記主室に連通し、燃料蒸気を吸着する吸着剤を有する副室と、前記第1の大気ポートの開口面積より狭い開口面積を有し、前記副室を大気に連通する第2の大気ポートとを設けたことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 311 ,  F02M 25/08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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