特許
J-GLOBAL ID:200903045163234830
電子制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-393965
公開番号(公開出願番号):特開2003-196256
出願日: 2001年12月26日
公開日(公表日): 2003年07月11日
要約:
【要約】【課題】 複数備えられるマイコンのタイプに拘わらず、その各マイコン内の制御プログラムなどを確実に書き換えることができる電子制御装置を提供する。【解決手段】 フラッシュメモリ19を有する2つのマイコン5,7を備え、その両マイコン5,7が通信線23を共用してメモリ書込装置3と通信するECU1において、各マイコン5,7は、動作開始直後において、通信線23とは別の信号線25を介しメモリ書込装置3から共通に入力される指令信号FCPがローからハイになると、該信号FCPのハイレベル時間を測定し、その測定値が自分に固有の時間ならば、自分がデータ書込対象であると判断する。そして、各マイコン5,7は、互いの判断結果を出力ポートD1,D2の出力レベルで交換し、両者の判断結果に矛盾がなければ、データ書込対象であると判断した方が、メモリ書込装置3からの書込データをメモリ19に更新して書き込む処理を実行する。
請求項(抜粋):
電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性メモリを有したマイクロコンピュータを、複数備えると共に、前記各マイクロコンピュータは、通常時には、前記不揮発性メモリに格納されたデータにより構成される制御プログラム及び制御データに従って所定の機能を果たすための制御処理を実行し、書込実施条件が成立したと判断した場合には、外部のメモリ書込装置から当該各マイクロコンピュータに共通の通信ラインを介して送信されて来る書込データを受信して前記不揮発性メモリに更新して書き込むための書込処理を実行するように構成された電子制御装置であって、前記各マイクロコンピュータは、前記通信ラインとは別の信号線を介して前記メモリ書込装置から当該各マイクロコンピュータに共通に入力される二値振幅の指令信号が、特定の論理レベルになっている継続時間を測定する測定処理と、前記測定処理で測定した時間が、自分に対して予め定められた固有の時間であって、自分が前記メモリ書込装置からの書込データを前記不揮発性メモリに書き込むべき書込対象のマイクロコンピュータであることを示す時間であるか否かを判定する判定処理とを行い、前記判定処理で肯定判定した場合に、前記書込実施条件が成立したと判断して、前記書込処理を実行するように構成されていること、を特徴とする電子制御装置。
IPC (3件):
G06F 15/78 510
, F02D 45/00 376
, G06F 11/00
FI (3件):
G06F 15/78 510 C
, F02D 45/00 376 B
, G06F 9/06 630 A
Fターム (6件):
3G084DA04
, 3G084EB06
, 5B062CC03
, 5B062GG06
, 5B076AB19
, 5B076BB06
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