特許
J-GLOBAL ID:200903045168939930

軌道衛星搭載アンテナ用の再構成可能な帯状ビーム形成システムと再構成最適化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-166731
公開番号(公開出願番号):特開平10-093326
出願日: 1997年06月24日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 軌道衛星用アンテナからの帯状ビームを最適に再配置することができるビーム形成システムを提供する。【解決手段】 軌道衛星搭載アンテナ用の再構成可能な帯状ビーム形成システムは、縦接続的に、各チャネルに等しい振幅を持つ信号を適用する信号分離器SPと、第1の可変移相器Φi および増幅器Amp1 〜Amp4 と、その出力が第2の移相器Φs を介してアンテナの放射ソースエレメントS1 〜S2 に接続されるバトラ行列FCNとを含む。第1と第2の移相器によって導入された位相のずれを変化させて、送信ビームを最適に再配置する。本システムの好ましい変形には可変減衰器At が含まれる。制御装置Pは最適パラメータを適用するのに使用される。結果とし生じた配置を最適化する方法には勾配探索アルゴリズムが使用される。
請求項(抜粋):
特定数N個のチャネルを有する軌道衛星用アンテナのための再配置可能な帯状ビームを形成するために、一つの入力信号を、前記Nチャネルに適用される、等しい振幅を持つN個の信号に分割する少なくとも一つの分離器と、入力可変移相器から成る第1の集合と、信号増幅器から成る集合と、N個の入力とN個の出力を有する第1のバルタ行列(Bulter Matrix) と、そしてN個の放射ソースエレメントとを備え、各チャネルは一つの前記入力可変移相器と一つの前記増幅器を縦接続的に含み、前記N個の入力移相器の位相が、前記アンテナの放射パタンの前記再配置を実現する、ある特定の位相値に適合するように構成されたシステムであって、さらに前記システムは、その中の一つが前記バルタ行列の各前記出力と前記アンテナの各前記ソースエレメントとの間に配置された、N個の出力可変移相器から成る第2の集合とを備え、前記入力移相器と前記出力移相器によって導入された位相のずれの相対的な調整によって、前記再配置に必要な前記放射ソースエレメントの励磁信号の振幅のバランスのとれた分配を実現するように構成されたことを特徴とする軌道衛星搭載アンテナ用の再構成可能な帯状ビーム形成システム。
IPC (3件):
H01Q 3/40 ,  H01Q 1/28 ,  H04B 7/185
FI (3件):
H01Q 3/40 ,  H01Q 1/28 ,  H04B 7/185

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