特許
J-GLOBAL ID:200903045175516971

多室冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-004553
公開番号(公開出願番号):特開平11-201572
出願日: 1998年01月13日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 多室冷暖房装置の暖房運転において、停止またはサーモオフ状態の室内機から暖房能力が出ること及び、冷媒通過音の発生を防止する。【解決手段】 室内機114a,114bが停止またはサーモオフ状態の場合に、室内側膨張弁110a,110bを全閉にする。そして、停止またはサーモオフ状態の室内機114a,114bの過冷却度と吐出温度を基に、冷媒が溜まり込んでいるか判定し、溜まり込んでいる場合には、室内側膨張弁110a,110bを所定時間だけ所定開度に開くことにより、停止またはサーモオフ室内機から暖房能力が出ることを防止できるとともに、冷媒通過音の発生を防止できる。また、冷媒が溜まり込んだ場合には、冷媒回収を行い、暖房運転を維持できる。また、サイクル変動に伴い、過冷却度が変動した場合でも、冷媒溜まり込みの判定精度を高めることができ、安定した暖房運転ができる。
請求項(抜粋):
圧縮機,四方弁,室外側熱交換器,室外側膨張弁から成る室外機と、室内側熱交換器,室内側膨張弁から成る複数の室内機と、前記室外機と前記複数の室内機を環状に接続して冷媒回路を構成し、前記室内機が停止またはサーモオフ状態であるか判定する運転状態判定手段と、前記運転状態判定手段の出力信号が停止またはサーモオフ状態の場合に前記室内側膨張弁を全閉にする室内側膨張弁動作手段と、前記室内側熱交換器と前記室内側膨張弁との間の冷媒温度を検出する温度検出手段と、前記圧縮機の吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段と、前記吐出圧力検出手段の出力信号を基に暖房運転時の凝縮冷媒の飽和液温度を演算する飽和液温度演算手段と、前記温度検出手段と前記飽和液温度演算手段との出力信号に基づいて冷媒の過冷却度を演算する過冷却度演算手段と、前記過冷却度演算手段の出力信号を基に冷媒が前記室内側熱交換器に溜まり込んでいるか判定する冷媒溜まり込み判定手段と、前記冷媒溜まり込み判定手段が溜まり込みの信号を出力した場合に前記室内側膨張弁を所定時間だけ所定開度に開く前記室内側膨張弁動作手段とを備えた多室冷暖房装置。
IPC (3件):
F25B 13/00 ,  F25B 13/00 104 ,  F25B 13/00 361
FI (3件):
F25B 13/00 N ,  F25B 13/00 104 ,  F25B 13/00 361

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