特許
J-GLOBAL ID:200903045177066744
自動変速機付内燃機関の制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-336027
公開番号(公開出願番号):特開平7-186785
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 ヒータ等の補助加熱手段を用いずにNOX 吸収剤のSOX 被毒を解消する。【構成】 内燃機関1の排気通路17にNOX 吸収剤18を配置して、通常は機関をリーン空燃比で運転してNOX 吸収剤に排気中のNOX を吸収させる。電子制御回路30は、NOX 吸収剤に吸収された硫黄酸化物(SOX )の量を機関運転状態に基づいて推定するとともに、SOX 吸収量が所定値以上になった時には、機関をリッチ空燃比で運転し、かつ自動変速機40の変速制御特性を変更して低速段での運転領域が拡大されるようにする。これにより、排気温度が上昇し、NOX 吸収剤は高温かつリッチ空燃比雰囲気になるため、NOX 吸収剤に吸収されたSOX が放出される。
請求項(抜粋):
車両用内燃機関の排気通路に配置された、排気の空燃比がリーンのときに排気中のNOX を吸収し排気中の酸素濃度が低下したときに吸収したNOX を放出するNOX 吸収剤と、前記内燃機関に接続された自動変速機と、走行状態に応じて前記自動変速機の変速段を設定する変速制御手段と、前記内燃機関の空燃比を制御する空燃比制御手段とを備えた自動変速機付内燃機関の制御装置において、前記NOX 吸収剤中に吸収された硫黄酸化物の量を推定する推定手段を備え、前記変速制御手段は、前記NOX 吸収剤の吸収した硫黄酸化物の量が所定値以下の場合には所定の第1の変速制御特性に基づいて走行状態に応じて変速段を設定し、前記NOX 吸収剤の吸収した硫黄酸化物の量が所定値より大きい場合には、前記第1の変速制御特性より低速段側での運転領域が広い第2の変速制御特性に基づいて走行状態に応じて変速段を設定し、前記空燃比制御手段は、前記NOX 吸収剤の吸収した硫黄酸化物の量が前記所定値より大きい場合には、前記機関の空燃比を理論空燃比よりリッチ側に制御することを特徴とする自動変速機付内燃機関の制御装置。
IPC (5件):
B60K 41/06
, F01N 3/08
, F01N 3/18
, F02D 29/00
, F02D 41/04 305
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