特許
J-GLOBAL ID:200903045185207667

二軸延伸複層フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野中 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-110995
公開番号(公開出願番号):特開平6-297658
出願日: 1993年04月14日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】剛性及び耐熱収縮性に優れ、かつ良好な帯電防止性とブロッキング防止性を有するポリプロピレン二軸延伸複層フィルムを提供することである。【構成】特定の高結晶性ポリプロピレンを主成分とし、一般式【化1】で表される化合物(A)が0.05〜0.20重量%と、一般式 RNH2(式中のRは、炭素数12〜22のアルキル基またはアルケニル基である。)で表される化合物1モルに対して酸化エチレン2〜3モルを付加させて得られた生成物にさらに炭素数12〜22の高級脂肪酸の中から選ばれた少なくとも1種を反応させて得られた化合物(B)が0.5〜1.5重量%配合された組成物を主体とした基材層の少なくとも片面に、特定の結晶性ポリプロピレンに特定粒径の球状メタクリル樹脂微粉末を特定量配合した組成物を主体とする表面層が積層された二軸延伸複層フィルム。
請求項(抜粋):
基材層は、メルトフローレートとアイソタクチックペンタッド分率(P)との関係が、1.00≧P≧0.015 logMFR+0.945を満足する高結晶性ポリプロピレンを主成分とする組成物を主体とするものであり、該組成物中には、化合物(A)として、一般式【化1】で表されるアルキル(またはアルケニル)ジエタノールアミンが0.05〜0.20重量%と化合物(B)として、一般式RNH2(式中のRは、炭素数12〜22のアルキル基またはアルケニル基である。)で表されるアルキルアミン(または、アルケニルアミン)1モルに対して酸化エチレン2〜3モルを付加させて得られるポリオキシエチレンアルキルアミン(または、ポリオキシエチレンアルケニルアミン)と炭素数12〜22の高級脂肪酸の中から選ばれた少なくとも1種とを反応させて得られた化合物が0.5〜1.5重量%配合されており、該基材層の少なくとも片面に、アイソタクチックペンタッド分率(P)が0.900〜0.940の範囲にある結晶性ポリプロピレンを主成分とし、平均粒径5μm以下の球状のポリメタクリル酸エステル微粉末が0.01〜0.50重量%配合された組成物を主体とする表面層が積層されたことを特徴とする二軸延伸複層フィルム。
IPC (5件):
B32B 27/32 ,  B29C 55/12 ,  B29K 23:00 ,  B29L 7:00 ,  B29L 9:00

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