特許

J-GLOBAL ID：200903045185528838

音声読み上げ装置

発明者： 西尾 重雄 ,  川嶋 伸夫 ,  佐藤 哲二
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 志賀 正武
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-099859
公開番号（公開出願番号）：特開平6-308998
出願日： 1993年04月26日
公開日（公表日）： 1994年11月04日
要約：

【要約】【目的】 利用者が読み上げ位置の変更を指示した際に、メッセージを認識できる形式で、高速に読み上げ再生する。【構成】 利用者がメッセージを少し手前に戻って聴きたいときには、読み上げ制御部26が出力するメッセージ列から、読み上げ位置検索部24により順次検索された次に読み上げるメッセージ列を取り出し、音声合成部27を通じて、文節単位毎に逆方向に、かつ、文節単位内では順方向に、高速に読み上げる。利用者は読み返したい所になったら信号受信部28に通常読みを指示することで、読み上制御部26が高速での読み上げを中止し、読み上げ位置検索部24により順次検索されたメッセージ列を音声合成部27に通じて再度聴くことができる。したがって、利用者が自らの耳で確かめながら、文節単位で任意の読み上げ位置へ移動を行える。

請求項（抜粋）：

読み上げるメッセージを格納したメッセージ格納部と、前記メッセージを文節毎に制御コードを付加したアクセント付カナ文字コード列に変換するメッセージ変換部と、前記メッセージ変換部により出力されたアクセント付カナ文字コード列を格納する変換メッセージ列格納部と、逆方向高速読み上げを指示する信号を受信する信号受信部と、逆方向への読み上げのために、前記変換メッセージ列格納部から次に読む後方のメッセージ列の先頭を文節単位で検索する読み上げ位置検索部と、前記読み上げ位置検索部により検索されたメッセージ列の先頭を現在の読み上げ位置として記憶しておく読み上げ位置記憶部と、供給されるメッセージ列を音声に変換する音声合成部と、前記信号受信部からの信号が供給されると、前記読み上げ位置記憶部の読み上げ位置に基づいて変換メッセージ列格納部よりメッセージ列を取り出し、該メッセージ列の読み上げを、文節単位内では順方向に行うよう前記音声合成部に指示する読み上げ制御部とを備えていることを特徴とする音声読み上げ装置。