特許

J-GLOBAL ID：200903045186770896

変異型AOX2プロモーター、それを担持するベクター、形質転換体および異種蛋白質の製造方法

発明者： 大井 英之 ,  三浦 正巳 ,  宇野 修正 ,  中元寺 雅子 ,  平松 隆司 ,  大村 孝男
出願人/特許権者： 株式会社ミドリ十字
代理人 (1件)： 高島 一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-215306
公開番号（公開出願番号）：特開平6-189769
出願日： 1993年08月06日
公開日（公表日）： 1994年07月12日
要約：

【要約】【構成】 天然型AOX2プロモーターの塩基配列(配列表の配列番号1)を以下の少なくとも一つの態様をもって変異させてなる、変異型AOX2プロモーター。(イ)塩基番号1187から上流の少なくとも塩基番号845■960 領域を含有するオリゴヌクレオチドを欠失。(ロ)塩基番号1274■1314 領域にある塩基配列の一部を置換。(ハ)塩基番号1274■1314 領域において、新たなオリゴヌクレオチドを付加。当該プロモーターを担持するベクター、当該ベクターを導入してなる形質転換体、及び当該形質転換体を培養して異種蛋白質を採取することを特徴とする異種蛋白質の製造方法。【効果】 本発明の変異型AOX2プロモーターは天然型AOX2プロモーターと比べてプロモーター活性が格段に増強されている。故に異種遺伝子を発現しうる発現ベクターにおけるプロモーターとして利用価値が極めて高い。また本発明のベクターは種々の有用な異種蛋白質を宿主内で効率よく発現、産生することができる。

請求項（抜粋）：

天然型AOX2プロモーターの塩基配列(配列表の配列番号1)を以下の少なくとも一つの態様をもって変異させてなる、変異型AOX2プロモーター。(イ)塩基番号1187から上流の少なくとも塩基番号845〜960領域を含むオリゴヌクレオチドを欠失。(ロ)塩基番号1274〜1314領域にある塩基配列の一部を置換。(ハ)塩基番号1274〜1314領域において、新たなオリゴヌクレオチドを付加。

IPC (6件)：

C12N 15/14 ZNA ,  C12N 1/19 ,  C12N 15/67 ,  C12N 15/81 ,  C12P 21/02 ,  C12R 1:84

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 特開平4-299984