特許
J-GLOBAL ID:200903045188893707

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-012388
公開番号(公開出願番号):特開平6-221278
出願日: 1993年01月28日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 スクロール側板部の凹溝部を構成する回転方向上流側の壁部が運転時に破損したりすることなく信頼性の高いスクロール圧縮機の提供を目的とするものである。【構成】 スクロール圧縮機のスクロール部材21では、他方のスクロール部材21a のスクロール基板部22a と対面するスクロール基板部22のスクロール側板部23の凹溝部25に、スクロール基板部22a の対向面24a に摺接するチップシール26が遊動状に収容されている。そして、凹溝部25を形成するスクロール側板部23の回転方向(白抜き矢印R方向)上流側の壁部25b が、その下流側の壁部25a よりも回転方向に厚く形成されたので、回転方向上流側の壁部25b は剛性が高くなる。従って、例えば運転時に負荷のかかる回転方向上流側の壁部25b は、この運転時の負荷に対して破損されにくくなる。
請求項(抜粋):
平行するそれぞれの対向面に沿って偏心した状態で相対的に回転駆動される一対のスクロール基板部と、前記一対のスクロール基板部のそれぞれに他方のスクロール基板部に向けて突出して設けられた渦巻状のスクロール側板部と、他方のスクロール基板部と対面する各スクロール側板部の端部に前記各スクロール側板部の渦巻形状に沿ってそれぞれ形成された凹溝部と、前記凹溝部にそれぞれ収容され他方のスクロール基板部の対向面に摺接するシール部材とを備えたスクロール圧縮機において、前記凹溝部を形成するスクロール側板部の回転方向上流側の壁部を、当該下流側の壁部よりも前記回転方向に厚く形成したことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-034379

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