特許
J-GLOBAL ID:200903045189581202
ガラス上に光学的品質の表面を形成する方法および製品
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-530180
公開番号(公開出願番号):特表2001-507634
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】本発明は、結合剤中に分散した酸化セリウム粒子を含む構造化研磨製品を使って、ガラスワークピース表面を迅速に研磨する方法および製品に関する。ガラスワークピースを迅速に研磨する該研磨製品は、裏材と、少なくとも1つの研磨層とを備える。該研磨層は、結合剤中に分散した酸化セリウム粒子を含む。該結合剤は、少なくとも1つの研磨層を前記裏材に取り付ける手段を提供する。該研磨製品は、試験用ガラスブランク上の約0.8μm以上の初期Rtmを、本明細書に定義するRPE手順を用いて約1分で約0.3μm以下の最終Rtmまで減少させることができる。本発明は、本発明の研磨製品を使用してガラスワークピースを研磨する方法をさらに対象とする。
請求項(抜粋):
1.ガラスワークピースを迅速に研磨する方法であって、 第1面を有するガラスワークピースに約0.8μm以上の初期Rtmを提供するステップと、 結合剤中に分散した研磨粒子を含む少なくとも1つの研磨層を有するシート状構造から成る研磨製品であって、試験用ガラスブランク上の約0.8μm以上の初期RtmをRPE手順を用いて約1分で約0.3μm以下の最終Rtmまで低下させることができる研磨製品を提供するステップと、 前記ガラスワークピースの前記第1面を前記研磨製品の少なくとも1つの研磨層に、液体が存在する状態で接触させるステップと、 前記ガラスワークピースの前記第1面の初期Rtmを約0.3μm以下の最終Rtmまで減少させるステップと、を含む方法。 2.前記ガラスワークピースが前記研磨製品の前記少なくとも1つの研磨層に最初に接触する期間中にスラリを生成するステップをさらに含む、請求項1記載の方法。 3.前記結合剤が、(メト)アクリル化ウレタン、(メト)アクリル化エポキシ樹脂、エチレン系不飽和化合物、α,β-不飽和カルボニル側基を有するアミノプラスト誘導体、少なくとも1つのアクリレート側基を有するイソシアヌレート誘導体、少なくとも1つのアクリレート側基を有するイソシアネート誘導体、ビニルエーテル、エポキシ樹脂、およびこれらの混合物から成るグループから選択される結合剤先駆物質から形成される、請求項1記載の方法。 4.前記結合剤が、重合手段の添加により硬化する結合剤先駆物質から形成される、請求項1記載の方法。 5.前記結合剤先駆物質が、多官能価アクリレート樹脂、一官能価アクリレート樹脂、およびこれらの混合物から成る、請求項4記載の方法。 6.前記結合剤先駆物質が、ペンタエリトリトールテトラアクリレート、2-フエノキシエチルアクリレート、およびこれらの混合物から成る、請求項4記載の方法。 7.前記結合剤先駆物質が、約5〜約95重量%の多官能価アクリレート樹脂および約95〜約5重量%の一官能価アクリレート樹脂から成る、請求項4記載の方法。 8.ガラスワークピースを迅速に研磨する研磨製品であって、 裏材と、 該裏材の表面に接着された結合剤中に分散した研磨粒子を含む少なくとも1つの研磨層と、を備え、 試験用ガラスブランク上の約0.8μm以上の初期Rtmを、RPE手順を用いて約1分で約0.3μm以下の最終Rtmまで減少させることができる研磨製品。 9.前記結合剤が、多官能価アクリレート樹脂、一官能価アクリレート樹脂、およびこれらの混合物から成る結合剤先駆物質から選択される、請求項8記載の研磨製品。 10.前記結合剤先駆物質が、約60〜約40部の四官能価アクリレートモノマー樹脂および約40〜約60部の一官能価アクリレートモノマー樹脂をさらに含む、請求項9記載の研磨製品。 11.前記結合剤先駆物質が、界面活性剤および光開始剤をさらに含む、請求項9記載の研磨製品。 12.前記結合剤先駆物質が、ペンタエリトリトールテトラアクリレード2-フエノキシエチルアクリレート、およびこれらの混合物を含むポリマー先駆物質を含む、請求項9記載の研磨製品。 13.前記結合剤が、 約6.0〜約7.0重量%のペンタエリトリトールテトラアクリレートと、 約6.0〜約7.0重量%の2-フェノキシエチルアクリレートと、 約1.0重量%以下のγ-メタクリルオキシプロピルトリメトキシシランと、 約1.0〜約2.0重量%の界面活性剤と、 約0.01〜約10.0重量%の光開始剤と、を含む組成物から形成される、請求項9記載の研磨製品。 14.前記少なくとも1つの研磨層がテクスチャードパターンから成る、請求項9記載の研磨製品。 15.前記テクスチャードパターンが複数の精密賦形複合体から成る、請求項14記載の研磨製品。
IPC (2件):
FI (3件):
B24D 3/28
, B24D 11/00 C
, B24D 11/00 Q
前のページに戻る