特許
J-GLOBAL ID:200903045192046970

ディーゼルエンジンのEGR制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-312395
公開番号(公開出願番号):特開平6-159154
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】EGR時にEGR量の制御精度が燃料噴射量のバラツキに起因して低下することを防止して、排気エミッションの悪化を防止する。【構成】ECU71は、酸素センサ78より得られる空燃比等に基づき燃料噴射ポンプ1をフィードバック制御することにより、エンジン3に対する燃料噴射量を制御する。ECU71は、同じく空燃比等に基づきエレクトリックバキュームレギュレーティングバルブ(EVRV)56をフィードバック制御することにより、EGR通路53、EGRバルブ55を通じてEGR量を制御する。ECU71は、EGR域では、前に非EGR域で空燃比偏差より求められた学習補正量に基づき最終噴射量を補正し、その補正結果に基づき燃料噴射ポンプ1を制御する。従って、EGR域でも、学習補正量により補正された最終噴射量に基づいて燃料噴射量が制御されることから、燃料噴ポンプ1等におけ噴射精度のバラツキが補償され、EGR量のバラツキが抑えられる。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンへ燃料を噴射供給するための燃料噴射手段と、前記ディーゼルエンジンから排出される排気の一部を、同エンジンに吸入される吸気へ再循環させるためのEGR手段と、前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づいて燃料の基本噴射量を算出するための基本噴射量算出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づいて基本EGR量を算出するための基本EGR量算出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づいて前記ディーゼルエンジンにおける目標空燃比を算出するための目標空燃比算出手段と、前記ディーゼルエンジンにおける実際の空燃比を検出するための空燃比検出手段と、前記目標空燃比と前記実際の空燃比との間の空燃比偏差を算出するための空燃比偏差算出手段と、前記ディーゼルエンジンの運転状態がEGRを行うべきEGR域にあるか否かを判断するためのEGR域判断手段と、前記EGR域判断手段の判断結果がEGR域でないときに、前記空燃比偏差を修正するための噴射補正量として、前記運転状態検出手段の検出結果に応じた学習補正量を算出するための学習補正量算出手段と、前記学習補正量に基づき前記基本噴射量を補正することにより第1の最終噴射量を算出するための第1の最終噴射量算出手段と、前記第1の最終噴射量に基づいて前記燃料噴射手段の駆動を制御するための第1の噴射駆動制御手段と、前記EGR域判断手段の判断結果がEGR域であるときに、前記空燃比偏差に基づいてEGR補正量を算出するためのEGR補正量算出手段と、前記EGR補正量に基づき前記基本EGR量を補正することにより最終EGR量を算出するための最終EGR量算出手段と、前記最終EGR量に基づいて前記EGR手段の駆動を制御するためのEGR駆動制御手段と、同じく前記EGR域判断手段の判断結果がEGR域であるときに、前にEGR域でないときに算出された前記学習補正量に基づき前記基本噴射量を補正することにより第2の最終噴射量を算出するための第2の最終噴射量算出手段と、前記第2の最終噴射量に基づいて前記燃料噴射手段の駆動を制御するための第2の噴射駆動制御手段とを備えたことを特徴とするディーゼルエンジンのEGR制御装置。
IPC (6件):
F02M 25/07 570 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 43/00 310 ,  F02D 45/00 340

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