特許
J-GLOBAL ID:200903045197782195

静電写真用マゼンタ液体現像剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-329604
公開番号(公開出願番号):特開平5-142867
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【構成】 水不溶性アゾ顔料とキナクリドン系顔料との2種の顔料の混合系からなり、しかもこれら顔料の一部を相互に固溶化するか又はこれら顔料を特定のワックス及び樹脂の組み合わせでフラッシング処理したものを着色剤として使用する。【効果】 色調を任意に選定でき、その色相角は(固溶化する)顔料の比率によって直線的に変えられるため、異なる2種の顔料比の(固溶化顔料での)色相角から計算によって規定することができるものであり、色重ね現像によりカラー画像を得るときの色再現性を向上させることができる。フラッシング処理した着色剤の場合は、地肌カブリを発生させることがなく、且つ透明性にも優れているため、更なる色再現性の向上が可能となる。
請求項(抜粋):
担体液体中に分散してなる着色剤及び樹脂を主成分とするトナー粒子を静電潜像に静電気的に付着させて可視像化して色重ねするプロセスに用いるマゼンタ液体現像剤において、該着色剤が2種以上の顔料の混合系からなり、しかも前記顔料の少なくとも1種が水不溶性アゾ顔料であり、且つ他の顔料のうちの少なくとも1種がキナクリドン系顔料であって、その上これらの顔料の少なくとも一部が相互に固溶しているものであることを特徴とする静電写真用マゼンタ液体現像剤。

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